#４１７ ページ29
カエデが何かを思い出したかのように声を出した。
「そういえば、渚が殺せんせーの弱点メモ書き始めたのって業くんの停学明け前だよね？」
「うん、そうだね。確かハンディキャップ暗殺大会の時からじゃなかったっけ」
『ハンディキャップ暗殺大会？』
「うん！殺せんせーをぐるぐる巻きにして木に吊って、先端に対先生用ナイフをつけた棒刺そうとするんだけどこれも失敗しちゃうんだよね」
「その時の弱点メモはなんなんだ？」
「これだよ」
と渚くんがカバンの中からメモ帳を取りだして中を見せてくれた。
【殺せんせーの弱点��
カッコつけると、ボロが出る】
「これ、役に立ったのか…？」
「「…………」」
渚くんとカエデが明後日の方向を向いたため、私達は静かに察した。
【殺せんせーの弱点��
テンパるのが意外と早い】
「殺せんせーの重みで、木が折れてね。私達が殺そうとしたら縄と触手が絡まったんだよね」
【殺せんせーの弱点��
器が小さい】
「追い詰められた殺せんせーは、屋根の上に逃げるんだけどその時に「明日出す宿題を2倍にする」って言い出してね」
「「「「小せぇ！！！！」」」」
『そんな事があったんだ、いいなぁ…』
.
.
.
「次は、業くんが停学明けの時の話だね？」
「は？赤羽、お前何かやらかしたのか」
「いやー…？」
「業くん、崖から飛び降りたんだよ。命綱なしで」
その言葉に、思わず立ち上がってしまったのは仕方が無いと思う。
『…はぁああああ！？！？！？！？！？！？』
「ちょ、茅野ちゃんなんで言っちゃうの」
「あれ！？Aに言ってなかったの！？」
「うん」
『聞いてないけど！？
もうちょっと自分の体を大切にしてよ、ね！？』
「それはAだけには言われたくない」
「それブーメランだよ、Aちゃん」
「そうだよ。私、修学旅行の時のことまだ根に持ってるからね」
「修学旅行の時のこと？おい、A？」
業、渚くんとカエデ、学秀に詰められた私は咄嗟に話を変えることにした
『…わ、私の話は後でするとして、業の話聞かせてよ！』
「確かにそれも気になるな」
「業くん、出会って早々に殺せんせーにダメージを与えたんだ」
『！！！！！』
かっこいい…！！！でも、崖から飛び降りたのは許さないけど！！
「対先生ナイフを細かく切って、手に貼り付けただけだけどね」
『え！私もやればよかった…』
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ゆあ(プロフ) - EOniさん» コメントありがとうございます！コナン編作成まで暫くお待ちください！ (4月23日 23時) (
レス) id: e604285060 (このIDを非表示/違反報告)
EOni(プロフ) - 凄い気になる最後でした！暗殺教室編お疲れ様です。コナン編も頑張って下さい！ (4月23日 7時) (レス) @page50 id: 935574fa3d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆあ | 作成日時：2023年7月14日 9時
