#４１５ ページ27
「殺せんせーが本気で逃げれば、僕達は3月まで手も足も出ない。それじゃ面白くないからって殺せんせーは国に提案したんだ。「殺されるのはゴメンですが、椚ヶ丘中学校3年E組の担任ならやってもいい」って」
「「「「何でだ！？！？！？」」」」
「なんでそんなピンポイントで、うちの学校に…」
『まぁその話は後々分かるから置いといて』
「置いとけないだろ」
「というか、皆は反対しなかったのかい？」
榊原くんの言葉に渚くんとカエデは苦笑した。
「もちろん、「なんで
「「「「「100億円！？！？！？」」」」」
「いや、まぁ…地球が救えるなら妥当なのか…？」
「中学生に100億円はでかいよな…」
「誰が最初に暗殺仕掛けたんだ？」
荒木くんのその言葉に渚くんが顔を背けた。
「「「「「(こいつか)」」」」」
『あ、私もそこら辺詳しく聞いてないから聞きたいかも』
「えーっと…」
「寺坂くん達に渡されたおもちゃの手榴弾の中に対殺せんせー用のBB弾が詰めてあったんだよね。ポーチの中に入っててそれを、首に掛けといてそのまま殺せんせーに抱きついて自爆しようとしたの」
『ええええ！？！？！？！？！？』
カエデの説明に私は声を上げた。すっっごい危険なことやってらっしゃる！！！！！
「それで、無事だったのか？」
「あ、うん。殺せんせーが自分の皮を爆弾に覆って威力を殺した上で、僕にもかけてくれたんだ」
「…自分の皮を……？」
「…蛇なのか？」
「月イチで使える、先生の奥の手だって教えてくれたんだよね」
「だがそんな自爆テロ紛いなことをしたら、殺せんせーは怒るんじゃないか？」
「うん。殺せんせーの顔は真っ黒になっててド怒りの表情だったよ。殺せんせーはマッハのスピードで僕達全員の家の表札を持ってきたんだ」
「「政府との契約だから私達には危害は加えないけど、次また同じような事をしたら私達以外を地球ごと消そうかな」みたいなことを言ってたよね」
「そこでみんな悟ったんだ。「地球の裏でも逃げられない、どうしても逃げたいなら殺せんせーを殺すしかない」ってね」
『…なるほど、そんな事があったんだね』
「僕は嬉しかったんだ、殺せんせーは僕達の事を真っ直ぐに見てくれたから。「この先生なら殺意さえ受け止めてくれる」って思ったよ」
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ゆあ(プロフ) - EOniさん» コメントありがとうございます！コナン編作成まで暫くお待ちください！ (4月23日 23時) (
レス) id: e604285060 (このIDを非表示/違反報告)
EOni(プロフ) - 凄い気になる最後でした！暗殺教室編お疲れ様です。コナン編も頑張って下さい！ (4月23日 7時) (レス) @page50 id: 935574fa3d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆあ | 作成日時：2023年7月14日 9時
