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___翌日。
この1年間のことを学秀達に教えようにも、4月の初めの頃のことは私も業も分からない。という訳で、入学式翌日で授業がまだ無いという渚くんやカエデにも協力してもらって今私達は9人でE組の校舎にいた。
「そっか、合鍵はAが持ってたんだっけ」
『うん!って、鍵の管理をみんなで私と磯貝くんに押し付けたんじゃないっけ?』
「えへへ〜」
『もう〜っ』
カエデとそんな話をしていると、渚くんが思いついたかのように私の顔を見た。
「浅野くん達って、殺せんせーの顔知らないよね?」
『あ〜、確かに?私の机の上に卒業アルバム乗ってるからそれ見ていいよ』
私がそう言うと、ツッコミが入った。
「あれって卒アルなのか!?」
「どう見ても辞典でしょ!!」
「いや辞典でもねぇだろ!?」
「びっくりだな…」
「あんな卒業アルバム見たことないな」
5人のツッコミに笑いながら1ページ目を開くと2学期に撮った集合写真が貼ってあり、5人が身を乗り出して見ていた。
その下には「\3年E組!/全員集合」と書いてあり思わず笑ってしまう。
「「「「タコ!?!?」」」」
「随分仲良さそうなんだな」
学秀が冷静にそう言ったのを聞いて私は頷いた。
『当たり前でしょ、私達暗殺教室の生徒なんだから』
「…暗殺教室?」
「じゃ、そろそろ話そうか」
「あぁ」
.
.
.
「3年生の初め、2つの事件に同時にあったんだ。1つは皆知ってるだろうけど、「月が爆発して7割型無くなったこと。」」
「あぁ、あれは驚いたな」
『まさか月が無くなるなんてね、』
「学校に行くと、HRの前に殺せんせーとスーツを身にまとった防衛省の人達が来たんだ」
「「「「は?」」」」
「ちなみに、E組の表向きの担任の烏間先生も防衛省の人だよ」
「なるほどな…」
瀬尾くんの言葉に続くように4人が頷いた。
「「初めまして。私が月を
渚くんの後に、カエデが笑いながら口を開いた。
「「まず5、6箇所ツッコませろ」ってクラス全員が思ってたと思うよ」
「そりゃそうだろ…」
「殺せんせーの最高速度はマッハ20」
「「「「「マッハ20!?!?!?!?」」」」」
業が言った言葉に5人は目を見開いて口を揃えた。
そりゃそうなるよね。
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ゆあ(プロフ) - EOniさん» コメントありがとうございます!コナン編作成まで暫くお待ちください! (4月23日 23時) (レス) id: e604285060 (このIDを非表示/違反報告)
EOni(プロフ) - 凄い気になる最後でした!暗殺教室編お疲れ様です。コナン編も頑張って下さい! (4月23日 7時) (レス) @page50 id: 935574fa3d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆあ | 作成日時:2023年7月14日 9時