#４１２ ページ24
「Aちゃん、料理だけじゃなくてそんな物も作れるようになっちゃったんだね」
「非常に興味深いな」
「高度なAIがこっちの味方をしてくれんなら、百万馬力だな」
「そうだな。よし、律。頼んだ」
「はい！！任せてください！！
では、早速その逃走した男の顔写真等の情報はございますか？」
「あぁ」
零が男の顔写真などの情報を業に送るとそれを確認した律が、警察官の服装になって右手で敬礼した。
「ありがとうございます。それでは、全国の防犯カメラをチェックしその方がいないか探ってみます！」
「よろしくね〜、律」
「…全国の防犯カメラをチェックし…？？？？？？」
律の言葉にさすがの零も呆気にとられていた様子だった。
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『ふわぁ〜！美味しい』
ゴミを捨てて、手を洗って両手にいちご飴を持って私はご機嫌だった。甘いものは正義だよね！！！
隣にいる研二くんが笑っていた。いやぁ…笑ってる顔もイケメンですわ。
「喜んでくれて何よりだよ」
『研二くんってほんとに罪深い』
「急に？」
『そうだよ！だってだって漫画じゃ描かれてなくてアニメとか映画での描写だけなのに数多くの女性を虜にしちゃってるんだよ！本当に罪深い！！』
「死んでるけどね」
『そうなんだよね。萩原の女が爆誕してたんだから』
「え、まじ？嬉しいなぁ。Aちゃんは？」
『内緒で〜すっ。でも研二くんじゃない』
「俺、可哀想」
というどうでもよすぎる会話をいつも通りしていると、また桜吹雪が舞った。
「うおおっ！？」
「すげぇ！？」
「綺麗〜！！！」
他の人たちの歓喜の声が聞こえてくる。研二くんの方を見ると洋服に桜の花びらがくっついていた。
『研二くん！桜ついてる〜』
「Aちゃんとって」
『任せて！』
そう言って私は、桜の花びらを取りながら口を開く。
『桜って、5枚でひとつなんだ〜。まるで5人の事言ってるみたいだね』
笑いながらそう言うと、研二くんが大きな目をﾊﾟﾁﾊﾟﾁｯと2回瞬きさせた。
『桜って警察官のお花だし！丁度いいね。あ、あと業と学秀もそうかぁ。業と渚くんと、カエデ、前原くんと磯貝くんで5人！学秀に榊原くんや瀬尾くん、荒木くんと小山くんで5人だねぇ』
「……………」
『…研二くん？』
様子のおかしい研二くんの顔を覗き込もうとすると、研二くんは大きく息を吐いてから私の頭に手を置いた。
「俺らが桜の花なら、Aちゃんは桜の木だね」
その言葉に私は目を丸くした。
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ゆあ(プロフ) - EOniさん» コメントありがとうございます！コナン編作成まで暫くお待ちください！ (4月23日 23時) (
レス) id: e604285060 (このIDを非表示/違反報告)
EOni(プロフ) - 凄い気になる最後でした！暗殺教室編お疲れ様です。コナン編も頑張って下さい！ (4月23日 7時) (レス) @page50 id: 935574fa3d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆあ | 作成日時：2023年7月14日 9時
