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#408 ページ20

『ん〜!美味しい』

「Aはほんと美味そうに食べるね」

『美味しいものは美味しく食べないと後悔するんだよ』

「…うん?」


大きいテントの中にキャンプで使うような机や椅子が用意されていて、そこに座って買ったものをもぐもぐ食べる。


「そんな食べて大丈夫?」

『今日は朝ごはん抜いてきたからお腹すいてるの。今ならなんでも食べれる』

「馬鹿だ」

『なぜ…?』

「あっれ!?Aちゃんと業いる!」

「花見デートかよ羨ましい」


そんな声が聞こえて、見上げると研二くんと陣平くんがいた。周りの視線が突き刺さる。


「…うわ。仕事?」

「分かってるじゃねぇか、業。そうだぜ、仕事」

「俺らもう上がりだから飯食って帰るかって所でAちゃん達を見つけたって訳」

『なるほど〜!』

「俺らもなんか買いに行こうぜ、Aと業。ここの席取られないように見てろ」

「おっけー」

『はーい』


「何買うよ?」「酒飲みたくね?」「名案」と言って離れていく陣平くん達を見届けて目の前の焼きそばに視線を動かす。


『業、陣平くん達の事結構気に入ってるでしょ』

「んー、まぁね」


誕生会の時、業と学秀が零達と楽しそうに話す姿を何度か見てヒロくんと笑い合ったのを思い出す。
業と学秀の頭の優秀さについていけるのは、おそらく零達くらいだし、零達からしたらスポンジのように教えたことをどんどん吸収して行く姿は面白いのだろう。業と学秀に爆弾の解体方法まで教えていた。


「話してて面白いしね、タメになるっていうか。何と言うか尊敬する人だよね」

『…防護服脱いで解体しない所以外はねぇ』

「確かに」

『陣平くんは協調性ないし、傍若無人だし…』

「だーれが傍若無人だ、ゴラ!!」


そんな声が聞こえてビクッとする。恐る恐る後ろを振り返ると大量の食べ物とお酒を持った陣平くん達がいた。


『ち、違うよ〜!?2人とも尊敬するねって話で』

「へぇ?そんな話で人を貶すようなワードが出てくるわけねぇだろ」

「まぁ、陣平ちゃんはツンデレだからね」

「誰がツンデレだ」


研二くんが私の隣に座って、業の隣に陣平くんが座った。


「「…………」」


業と陣平くんが私達をじっと見ていた。


「どうした?2人とも、あ、俺に惚れちゃった?俺って罪な男♡」

『…………』

「なんつーか、2人ともタレ目だから兄妹って言われても分かんねぇかもって」

「写真撮って零さんに送ってみれば?」

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ゆあ(プロフ) - EOniさん» コメントありがとうございます!コナン編作成まで暫くお待ちください! (4月23日 23時) (レス) id: e604285060 (このIDを非表示/違反報告)
EOni(プロフ) - 凄い気になる最後でした!暗殺教室編お疲れ様です。コナン編も頑張って下さい! (4月23日 7時) (レス) @page50 id: 935574fa3d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゆあ | 作成日時:2023年7月14日 9時

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