五話 鵜宮家 ページ7
「A。ここにいればお前の心は簡単に壊れてしまう。」
「はい」
「だからな、じいちゃんある人にお前さんを引き取って貰うことにした。」
「え？」
びっくりした。
「･･･一体誰に？」
「鵜宮家という陰陽師の家じゃよ。」
「え？」
陰陽師？今おじいちゃん、陰陽師って言った？
「びっくりしたじゃろう。大丈夫じゃよ、心配しなくても。きっと優しいはずじゃから。」
おじいちゃんから鵜宮家についていろいろ教えてもらった。
鵜宮家は陰陽師の中でも十二天将家と呼ばれる特殊な家だそうだ。何故そんな家が私を引き取ってくれるのかきくと･････。
「神山家と仲良くして貰ってるんじゃよ。ワシが頼みこんでみたら、いいよと言ってもらったんじゃ。」
「おじいちゃん(´；ω；`)ありがとう。」
次の日、Aは荷物をまとめ船に乗りに行った。
「わー！すごい！！」
こんなにきれいな海久しぶりに見た。
それから、海にみとれていたらすぐに目的地に着いた。
「わーここが土御門島かー。」
こんな島があることに驚きだ。
「もうすぐかな？」
おじいちゃんからもらった地図を頼りに鵜宮家の屋敷に向かった。
「わーすごい！！」
神山家もすごい屋敷を持っていたが鵜宮家もすごい屋敷だった。
(陰陽師ってそんなに稼げるのかな？)
扉をコンコンと叩く。
「ごめんください。私神山と申します。」
「はーいヽ( ・∀・)ﾉ」
トントン音かすると、扉がガラッと開いた。
「はじめまして、私は鵜宮千里。よろしくね。Aちゃん。」
その日私は鵜宮千里に出会った。
続く
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作者名：ひーちゃんz | 作者ホームページ：http://kamuitotakasugisaiko
作成日時：2021年3月4日 21時
