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キッド「お前遂にガキを誘拐するヤブ医者になったのか」
ロー「なっ！？違う！俺の子だ！よく見ろ！バカタス屋！」
キッド「はああ！？誰がバカだ！……は！？お前のガキ！？」
キラー「へぇ〜。見た感じ、まだ産まれて半年くらいか？」
ロー「あ、あぁ」
キラー、お前そんなことまで分かるのか！？と隣のキッドが驚いていた。
息子「む？」
きょとんと顔をしたコハク。
キッド「マジかよ…このちんちくりんが？まあよく見りゃ顔は似てるっちゃ似てるか…」
キラー「そういえばナナシの姿がないな」
キッド「遂に愛想つかれて逃げられたか？」ニヤッ
ロー「んなわけねぇだろ。今日はあいつに休みを与えて、街に出かけている」
キッド「へェ〜。天下の死の外科医が今や子育てパパか、似合わねぇな」
ロー「はっ…言ってろ」
意外と挑発に乗らないと知って、つまらないと思ったキッド。
その時、
ドテッ！
誰かが盛大に転ぶ音が後ろから聞こえた。
ロー「！」
後ろを振り向くと、ガキが1人地面にうつ伏せで転んでいた。
上半身を起こすが、手足が擦り剥け、血が流れていると気づき、
目に涙を浮かべて大声で泣き始めた。
キッド(チッ…これだからガキは嫌いなんだ)
ロー「コハク、ここで良い子に待ってろ」
息子「む？」
一部始終を見ていたローは、
コハクを膝から下ろし、地面に敷いているシートの上に乗せて、転んだ子供の元へ行き、ケガの様子を見始めた。
表は海賊でも、根は医者なのだ。
息子「あー！」
しかしコハクはローが離れたことが嫌だったようで、おしゃぶりを落とし、声を上げた。
キッド「おい！トラファルガー！」
それを見ていたキッドがローを呼ぶが、「今は手が離せねぇ」と言い返された。
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瑠璃アゲハ(プロフ) - カリリンさん» ありがとうございます！頑張ってこれからも子育てトラファルガー家を書いていきます！（返事遅れて大変申し訳ございません！） (2022年10月19日 0時) (
レス) id: e329dcadda (このIDを非表示/違反報告)
カリリン - ニタニタも止まりません（笑） (2022年8月4日 22時) (レス) id: b800ae61f3 (このIDを非表示/違反報告)
カリリン - 凄っくいいお話です！久しぶりにドキドキ、キュンキュンしてます! (2022年8月4日 22時) (レス) @page19 id: b800ae61f3 (このIDを非表示/違反報告)
ゆみ - ありがとうよめこちやんわたしもうれしい (2022年6月2日 23時) (レス) @page37 id: 3ad59a45e6 (このIDを非表示/違反報告)
瑠璃アゲハ(プロフ) - 嫁子ちゃん。さん» ここまでは→このままでは (2022年5月1日 21時) (レス) id: b1b687d56b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：瑠璃アゲハ | 作成日時：2022年4月3日 10時
