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ロー「大丈夫だ」
貴方『！！』
まるであの時と真逆な立場だ。
ロー「俺がいる。お前は強いのも知ってる。そういう感情になっているのも、お前が妊娠しているからだ」
貴方『…ぇ？』
ローはナナシに妊娠すると体に出る変化を教えた。
それを聞いて、ナナシも徐々に落ち着きを取り戻した。
貴方『そう、なんだ』
ロー「ホルモンバランスが大きく崩れている時期だからな。自分でどうこうすることもできない。大変な思いさせてしまってすまない」
ナナシは確かにローに力強くお腹にいる子を産むと言った。
それは紛れもない本心だ。
だけど不安がないわけじゃない。
むしろ一番不安を感じているだろう。
不調が多く出る安定期前だ。
もっと傍にいて、心の支えになるべきだったと悔やむ。
貴方『……うん』
強張った体の力を抜くナナシ。
素直にローの肩に顎を乗せ、抱き返す。
ロー「言っただろ。大丈夫だって」
貴方『…うん。ありがとう』
ロー「メシ、食えそうか？少しでも栄養を取れ。ストレスにもなるし、腹の子にも障る」
貴方『食べるわ。元気な子になってほしいもの』
ロー「なら持ってくるか？その泣き顔の跡はあいつらに見せたくねぇだろ」
貴方『もう少し待って。ローにこうしてギュッてしてもらいたかったの』
ロー「！…そうか」
ナナシとは起きている間しか話せないし、基本ベッド上での生活故に、前より随分とスキンシップが減った。
ロー(会話はほぼ毎日と変わらなくても、寂しい思いをさせていたのか)
ナナシのモノを触る癖は今も健在だ。
ただ妊娠前は指輪を触るだけになっていた。
彼女が唯一、この世が現実だと分かるものだから。
けれど妊娠すれば体は変化し、むくみも出ると配慮して外させた。
大切に保管しているが、すぐに確認できなくなり、ナナシには少しずつ、不安とストレスが積もり、情緒不安定になっていったのだ。
貴方『ロー…』
ロー「あぁ。ここにいる」
貴方『…ん』
大丈夫だ。
そう安心させるように頭を撫でた。
−−−−−−−−
−−−−−−
−−−−−
『ごめん。お腹が空いて気持ち悪くな゛った…』
ズーン
「おまっ！？ちょっと待ってろ！」ドタバタ
『うゔぇ…』
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瑠璃アゲハ(プロフ) - 景璃さん» なるほど。こちらこそ理解力なくてすみません。『約束』のローさんを好きになってくれてありがとうございます！ (2022年1月26日 12時) (
レス) id: b1b687d56b (このIDを非表示/違反報告)
景璃(プロフ) - 瑠璃アゲハさん» 元々好きだったんですけど…こういう夢だからこその良さ？が好きってことで表現力なくてこんらんさせてしまいすみません！ (2022年1月26日 0時) (レス) id: 0eef4a91ab (このIDを非表示/違反報告)
瑠璃アゲハ(プロフ) - 虫愛ずる・ω・さん» 虫愛ずるさん、読んで下さりありがとうございます！無事産まれて良かったです。一緒に喜んで下さり私も嬉しいです！ (2022年1月25日 17時) (レス) id: b1b687d56b (このIDを非表示/違反報告)
瑠璃アゲハ(プロフ) - 景璃さん» 公式ではなく二次創作で一番好きなキャラになるとは！？（な、何事）ローを好きになって下さりありがとうございます！if話も読んで下さりありがとうございます！母子共にの無事で良かったです！ (2022年1月25日 17時) (レス) id: b1b687d56b (このIDを非表示/違反報告)
虫愛ずる・ω・(プロフ) - 生まれたあああああああ!｡:ﾟ(;´∩`;)ﾟ:｡嬉しいいいいい! (2022年1月25日 13時) (レス) @page33 id: d9f75a3f70 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：瑠璃アゲハ | 作成日時：2022年1月12日 12時
