約束 Original Story 【トラファルガー・ロー】【ONEPIECE】 (ページ9)

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7話ページ9

？『それはケルクさん達がここにいろってしつこくされたから。それに見返りのご飯ももらったし、1週間で充分でしょ』

振り向くと（ナナシ）が立っていた。

イケル「おお（ナナシ）ちゃん！大きくなったな」

貴方『イケルおじさんも元気そうで！お店も繁盛してるね！』

ケルク「随分早かったな。もう少し掛かると思ったんだが…」

「おばさん達がしつこくて逃げてきちゃった」と苦笑いしながら、ローの隣に座った。

イケル「（ナナシ）ちゃんも何か頼むかい？」

貴方『あの時のオムライス！』

イケル「あれよりもっと美味しいやつを頼めよ…」

貴方『フフッ。あれがいいの』

ケルク「さっきから思ったんだが、（ナナシ）ちゃん、以前よりずっと良い笑顔になったな。まあ、あの時の笑顔のお陰で、俺達もこの島を再建して、守るようになったんだが」

『「「！」」』

貴方『今すごく幸せだから』ニコッ

ケルク「そうかい」

その時、バタンとレストランのドアが勢いよく開いた。

「いたいたー！」
「（ナナシ）お姉ちゃん！」
「えいゆうは逃げちゃダメなんだよ！」

どうやら先程婦人達が合わせたがっていた子供達のようだ。

貴方『お姉ちゃんはえいゆうじゃないよ〜
た・び・び・となの』

あっという間に子供達に囲まれる（ナナシ）。

ハートのみんなにとってはもう当たり前の光景だった。

イケル「人気者だな（ナナシ）ちゃん。はいオムライス」

貴方『もう見てないで助けて欲しいですよ〜いただきま〜す』

「うん！この味♡」と（ナナシ）は子供達の相手をしながらオムライスをペロリと食べた。