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ローside
体が温かい…
右半身は特に熱い…
パチパチと何か聞こえる…
ロー「………！」
目を開ければ、すっかり夜になっていて、視線を動かせば浜が見え、体に被せられている動物の皮に気づく。
熱く感じる右へ視線を向けると、焚火と焼き魚があった。
焚火の上には鍋があって水を沸かしていた。
誰かが自分を助けたということになる。
体を起こして服が脱がされていることに気づく。
ロー「！」
側の木を見上げれば、服が干されていた。
触ってみると結構乾いていたからそのまま着る。
見聞色を使うと、少し離れた場所に気配を感じた。
そこか…
地面に置かれた鬼哭を持ち、その気配へ向かう。
ロー「！」
動いた瞬間、気配が自分へ向かってきた。
一瞬鬼哭を構えたが、森から出てきたのは両手と服に血がついた（ナナシ）だった。
ロー「（ナナシ）！？」
貴方『ロー！起きたのね！よかった〜』
ローの無事を確認した（ナナシ）はヘナヘナと地面に座り込んだ。
ロー「おい、その血は何だ！」
貴方『これ？あ〜折角着替えたのに…安心して。私の血じゃないよ。鹿よ。ローに掛けてた毛皮の』
どうやら鹿の体を捌いている途中に俺の動く気配感じて、急いで帰ってきたそうだ。
ロー「はぁ…驚かすな」
貴方『それはこっちのセリフ！ホント、目が覚めてよかった。あ！お腹空いているでしょ？先に焼き魚食べてて！捌いた鹿肉持ってくるから』
「休んでて」と言って（ナナシ）は立ち上がってまた森の奥へ行ってしまった。
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瑠璃アゲハ(プロフ) - hinaさん» コメントありがとうございます！ヒロインに嫉妬ですか！確かに書いたことがない話ですね！シチュエーション考えてみます！ありがとうございます！ (2020年11月23日 1時) (
レス) id: b1b687d56b (このIDを非表示/違反報告)
hina - 次はももちゃんに嫉妬とかどうですか？ (2020年11月22日 21時) (レス) id: c9859b37ae (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：瑠璃アゲハ | 作成日時：2020年10月31日 18時
