彼女の答え 完 ページ38
No side
（ナナシ）はその質問に目を閉じて、思い出す様に微笑んで答えた。
貴方『“好き”という感情はずっとあった。でもそれは恋愛としての感情かどうかは分からない。私はずっとローを見守るようにしていたから。
でもドレスローザで死んで………蘇る時、ローに会いたい、ローの傍にいたいって強く思ったの。
いつからは分からない。でもあの時初めて私は、ローの事を恋愛的な意味で“好き”なんだって気付いたの』
貴方(あの後、ローが私の過去を知った上でも、愛すると言ってくれて…そして私を人間だと言ってくれた)
ローの言葉がなければ、（ナナシ）は勇気を出してローの傍に居ようとしなかっただろう。
貴方(そんないつも支えてくれるローが大好き)
ふと違う視線感じて、2人を見上げるとニマニマと自分を見ていた。
貴方『？』
ロビ「口に全部出てたわよ」
貴方『！？/////』ボッカーン
爆発するように顔を再び真っ赤に染まって照れる（ナナシ）に、ナミは抱き締め、ロビンは（ナナシ）の頭を撫でた。
純粋で真っ直ぐな（ナナシ）の恋に、応援したい気持ちがさらに強くなったのだ。
同じくそれを聞いたローも嬉しそうに口角を上げていた。
それを見たルフィ。
ルフィ「よくわかんねぇけど、よかったなトラ男」
ローはルフィを連れてカフェから離れた。
ロー「麦わら屋、飯屋あと1軒だけなら付き合うぞ」
ルフィ「！ホントか！お前やっぱ良い奴だな！！ウッシシ！」
ロー「ナミ屋に感謝するんだな」
ルフィ「？おう！」
しかし食に関して底なしの胃袋を持つルフィに、ローはまた後悔するのでした。
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強制連行・彼女の答え 完
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瑠璃アゲハ(プロフ) - hinaさん» コメントありがとうございます！ヒロインに嫉妬ですか！確かに書いたことがない話ですね！シチュエーション考えてみます！ありがとうございます！ (2020年11月23日 1時) (
レス) id: b1b687d56b (このIDを非表示/違反報告)
hina - 次はももちゃんに嫉妬とかどうですか？ (2020年11月22日 21時) (レス) id: c9859b37ae (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：瑠璃アゲハ | 作成日時：2020年10月31日 18時
