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貴方『イッカクちゃん？食堂過ぎたよ？』
イッカ「向かうのは甲板よ」
貴方『？』
ガチャッ
甲板へ向かう大扉を開くと、全員いた。
貴方『！みんなどうしたの？』
ペン「実は、（ナナシ）さんにもう一つプレゼントがあるんです」
貴方『！？充分お祝いしてもらったわよ』
シャチ「いえ！絶対に受け取ってください！プレゼントはキャプテンです！」
そう言ってベポはローを（ナナシ）の前に押した。
ロー＆貴方『「！？」』
こればかり、ローも知らなかったようで、（ナナシ）と一緒に驚いていた。
ロー「どういう事だ？」
イッカ「キャプテン…一度も（ナナシ）とデートした事、ないですよね」
ロー「！」
貴方『それは、私のっ』
イッカクは（ナナシ）の口を塞いだ。
イッカ「これは、私達みんなからのキャプテンと（ナナシ）に贈るプレゼントです」
イッカクはそう言いながら（ナナシ）のマントを取った。
「「「！？」」」
普段と違って、いや、予想以上に美しく着飾った（ナナシ）に誰もが息を呑んだ。
ロー「！」
イッカ「要するバレなければいいですよね。デートは何をする決まりもありません。そして2人が一緒にいないと始まりません。
この島は安全ですし、夜の風景も有名なくらい綺麗です。だからキャプテン、お願いしますよ」
（ナナシ）を前に出すイッカク。
宴に酒を出なかったのはそういう意図もあったのかと察するロー。
まさか自分自身が（ナナシ）のプレゼントになる日が来るとは思わなかった。
やられたと頭を抱えたが、口元は笑っていた。
ここは素直に部下たちからの好意を受け取ろうと、（ナナシ）に手を差し出した。
ロー「行くか」
貴方『フフッお願い。イッカクちゃん、みんなも、本当にありがとう』
「「「行ってらっしゃい！！」」」
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瑠璃アゲハ(プロフ) - hinaさん» コメントありがとうございます！ヒロインに嫉妬ですか！確かに書いたことがない話ですね！シチュエーション考えてみます！ありがとうございます！ (2020年11月23日 1時) (
レス) id: b1b687d56b (このIDを非表示/違反報告)
hina - 次はももちゃんに嫉妬とかどうですか？ (2020年11月22日 21時) (レス) id: c9859b37ae (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：瑠璃アゲハ | 作成日時：2020年10月31日 18時
