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322話 ページ46
No side
錦「いやはや……で、レベッカ殿の父上はどこぞの王子だと…そんな噂で持ち切りだったでござる」
ルフィ「ばんばわェうェんがく！(何だそれ変な話だ！)
おえいあういっケバ！ゔえダがらっヴァ(それにサボ行っちまって…（ナナシ）も助けられなかった…)
…あんぎゃイモウックウックにゃイあぐもぐ(サンジ達も早く追っかけなきゃ…)」
ルフィは食べながら本当の意味での“百面相”をしていた。
ゾロ「怒るのか！泣くのか！急ぐのか！寝るのか！食うのか！一つずつやれ！忙しねぇな！」
ルフィ「レベッカの父ちゃんは！兵隊のおっさ…グーzzz」
ウソ「まだ回復しきってねぇんだろ！食い意地はらずまだ寝てろ！！」
騒がしい食卓にキュロスが静かに口を開く。
キュ「その噂は私が流したんだ…」
「「「え！？」」」
キュ「レベッカの出生を知る者は王族の一部とそれを調べたドンキホーテファミリーの一部だけだ。国中が知っているのは母親の事だけ。
私が父親だとバレる前に噂を流した」
ルフィ「？」
ロビ「どうして？」
キュ「私には“前科”がある…育ちも劣悪…本来王族と結ばれていい身分ではなかったのさ。だからこれでいいんだ」
その言葉にルフィはテーブルを叩いた。
ルフィ「いいわけねェよ！！レベッカはそれ知ってんのかよ！！」
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作者名：瑠璃アゲハ | 作成日時：2020年9月23日 4時
