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297話 ページ21
No side
ルフィ「ハァハァ……うん」
ギャ「やっぱりか！こんなに強ェチビそうそういるわけねぇ！
ドフラミンゴが来るぞ！どうするこの試合！何か協力できる事はねえか！？」
ルフィは弱々しく答えた。
ルフィ「…10分ほしい…「バウンドマン」やったらその後10分…覇気を使えなくなる…
俺は逃げ回るけど、その間あいつが何をするか…わからねぇ…
覇気さえ戻ればあと一撃必ずカタをつけられる」
ギャッツはルフィの言っている事は理解できなかったが、少なくとも、分かった事は1つ。
ギャ「おい！10分稼げば…俺達を「鳥カゴ」から出してくれるんだな！？」
ルフィ「約束する！」
ギャッツはそれを聞いて、コロシアムの元戦士達に声を掛けた。
ギャ「10分だ！頼むぞ！お前ら！」
「「「うおおおおおお！！」」」
ルフィ「？」
ギャ「大会の出場者達だ！お前に力を貸さなかった方のな！」
戦士たちはルフィに、「受刑者」の懸賞金に目が眩んだことを謝り、ドフラミンゴの足止めをお詫びに駆け走った。
同時刻、ゾロ達は錦えもん達を連れ、フランキーも海楼石で作られた「SMILE工場」を利用して、トンタッタ達と一緒に「鳥カゴ」を押し始めた。
元コロシアム軍団は残るドンキホーテファミリーの残党を蹴散らし、国民たちを「鳥カゴ」の中心である新「王の台地」へ誘導した。
ロー「………」
ルフィ覇気回復まで4分…
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作者名：瑠璃アゲハ | 作成日時：2020年9月23日 4時
