230話 ページ3
No side
その時、今まで一言も喋らなかったピーカが口を開いた。
ピーカ「海軍も海賊も…暴れていいのなら…俺一人で充分だ」
「「「！？」」」
大柄な外見とは裏腹に女性のように高い声を出すピーカ。
聞き慣れない兵士達は内心笑いを必死に堪えていた。
なぜならピーカは自身の声をコンプレックスに感じており、それを笑った者は殺されるからだ。
ドフ「そう急ぐ事もない…いいか。このゲームはいわば国王を決する「選挙」だ。
ドレスローザ国民に問うんだ。王に相応しいは「リク一族」か「ドンキホーテ一族」か…国民が王を選ぶ！当然の権利だ！
俺達は来る者を叩き潰し…消し合う者達をゆっくり傍観していればいいんだ」
そう話していると、突然若い兵士がピーカの声に堪えられず、吹き出してしまった。
ピーカが暴れる前に急いでその兵士を撃ち殺すベビー5。
ピーカ「悪いな…ベビー５」
ドフ「俺は8歳で母を失い、10歳で父を
急にドフラミンゴが自身の過去を話し出し、兵士は怯えて震え出す。
ドフ「「幹部」以上のメンバーは…長く苦楽を共にした俺の“家族”だ。俺にはこいつらしかいない！家族を笑う者は俺が許さん！いいな」
兵士「「「は、はい！！」」」
ディ「ところでドフィ、その女をどうするつもりだ？」
ドフ「（ナナシ）か…新しくファミリーに入れるつもりだ。こいつは元政府の実験体だ」
「「「！？」」」
ドフ「世界を怨む感情は今はねェみたいだが…いずれここにローと“麦わら”が来るだろう…
目の前で殺し、絶望を与えるさ」
ドフラミンゴはニヤリと笑って、眠る（ナナシ）の顔を撫でた。
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瑠璃アゲハ(プロフ) - 麗さん» 誤字でしたね…訂正しました。指摘ありがとうございます！ (2020年11月21日 13時) (
レス) id: b1b687d56b (このIDを非表示/違反報告)
麗(プロフ) - 15ページ やっぱい は誤字ではないでしょうか?? (2020年11月21日 13時) (レス) id: 411fa15fdd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：瑠璃アゲハ | 作成日時：2020年9月21日 16時
