誰にも手出しはさせない 武藤遊戯(DSOD)�□┘魯襯�さんリク ページ19
Aちゃんの顔を見て、この男子生徒が例のストーカーの犯人だと分かった。
「Aちゃんは僕の彼女なんだ。恋をするのは自由だけど、迷惑をかけるのは許せないよ。好きな人がこんなに怯えているのに、君はまだ怯えさせるつもりなの？」
「何が彼女だ。Aは俺のだ！」
何を言っても聞かないタイプなのかな、これは。
あんまりしたくないけど、と思いながら決闘盤を取り出し、デッキをセットする。
「じゃあ、決闘で僕に負けたら、Aちゃんに何もしないって誓ってもらえるかな？」
「良いだろう、だが遊戯！お前が負けたら俺のAにベタベタしないと誓え！」
「………うん、分かった。」
「遊戯…」
不安そうな声を出すAちゃん。大丈夫だよ、君は僕が守る。そう決めたから。
「大丈夫だよ、Aちゃん。必ず勝つから。」
「うん…」
男子生徒の方を向いて、決闘盤を構える。
「勝つのは俺だ！」
「それはどうかな？やってみないとわからないよ」
「ほざいてろ！」
「「デュエル！！」」
「──…これで終わりだよ！破滅竜ガンドラXでダイレクトアタック！！」
「ぐわあぁあああぁあ！！」
断末魔を上げながら、破滅竜ガンドラXのダイレクトアタックを受けて、後ろに吹き飛ぶ男子生徒。
彼のデッキは僕のブラック・マジシャンやマジシャン・ガールを封じ込むというメタデッキだったけど、僕に破滅竜ガンドラXがいることを忘れてるよ。
「さあ、僕の勝ちだよ！約束通り、Aちゃんには何もしないでね」
「クッ……覚えてろ！！」
聞いたことのある捨て台詞を吐いて、脱兎のごとく立ち去る男子生徒。
「遊戯！」
「うわっ…と」
いきなりAちゃんが僕に抱きついてきて、何とか受け止める。
「遊戯、ありがとう！」
「ううん、これくらい当然だよ」
ちゅ、とわざとリップ音を立てて可愛い彼女の額にキスを落とすと、少し赤くなるAちゃん。そういう所も、僕は好きだよ。
「遊戯が勝つって信じてたよ」
「本当に？嬉しいなぁ」
自然と手を繋いで、校舎裏を後にする。
普段通り、何気ない話をして、くだらないことで笑って。
(あぁ、いつものAちゃんが戻ってきたなぁ…)
そう感じながら、雑談に身を投じる。
彼女の幸せを守れてよかった、そう思ったことは、まだ秘密にしておこうかな。
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ハルカさん、リクエストありがとうございました。
また、更新遅くなりすみません。
度々こういうことがあると思いますが、出来るだ文章を書いていきたいと思いますので、どうぞお付き合い下さい。
恋や愛を知らない君へ 海馬瀬人→←誰にも手出しはさせない 武藤遊戯(DSOD)※ハルカさんリク
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ハルカ - ありがとうございます(*^_^*)とても良かったです(*^_^*) (2020年1月17日 14時) (
レス) id: bf9f87e973 (このIDを非表示/違反報告)
白米(プロフ) - ハルカさん» ただ今更新致しました。お時間ある時にでもご閲覧くださいね。 (2020年1月17日 13時) (レス) id: 93bfd3f927 (このIDを非表示/違反報告)
白米(プロフ) - 蓮さん» 遅くなりすみません。もったいないお言葉ありがとうございます！満足していただけたようで何よりです！ (2020年1月17日 13時) (レス) id: 93bfd3f927 (このIDを非表示/違反報告)
ハルカ - よろしくお願いしますm(_ _)m無理しないようにゆっくり書いてください(*^_^*) (2020年1月14日 21時) (レス) id: bf9f87e973 (このIDを非表示/違反報告)
蓮(プロフ) - いやもう神ですか！？海馬くんが…海馬くんが…(語彙力崩壊)本当にありがとうございました！！ (2020年1月14日 21時) (レス) id: f38bb46244 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：白米 | 作成日時：2019年11月24日 9時
