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ただの休日のお昼下がり。
ソファーに横になってウトウト寝てるのか寝てないのか分からない雄登。テレビ消しなよ。
それにしても暇だ。遊ぶか。
「ダーリン起きて?」
さて、雄登はどんな反応するだろう。
我ながらくっだらない遊びだなとか思ってるから!
寝ぼけた感じで目を開けた雄登。
私の頭を撫でてスヤァ…っともっかい寝た。うん、寝ぼけてるね。
「ダーリンおーきーて!」
『………なにそれ、』
「あ、起きた」
『新しい遊び?』
「暇だった」
『おれのお嫁さん可愛すぎるなぁ、』
「寝起きでふにゃふにゃしてるね」
てか結婚してからなんか甘いよね?
昔なんかは起こしたらブチ切れられてたんだけど。
『Aもお昼寝しよー』
「眠くないもん」
『眠いでしょ?』
「どこからその自信きた?」
『うんうん、眠いよねぇ』
ほらおいでーと引っ張られてソファーにダイブ、というか雄登の上にダイブ。…硬いから寝れないと思う。
『あーやわらか』
「お兄さん、心の声がダダ漏れですよ」
『ねえダーリンって何?』
「遊んでただけだって」
『ふーん、最愛の人、ねぇ』
「わざわざググるな!」
『俺も愛してるよハニー♡』
「雄登も楽しんでるでしょ!」
『ハハッ』
硬いし!とか文句言いながらも日が沈むまでがっつり寝てしまった。
まあこんな休日もいいかもしれない。
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作者名:スナ | 作者ホームページ:http://twitter.com/6BiBiBiBiBiBi6
作成日時:2022年1月16日 20時