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『うｯ……日頃の疲労が癒されていく…』
藍「幸せだ………」
まるで温泉を神のように捉え、信仰した。
地中から湧き出る湯は、私たちの身体を癒すのに充分すぎる快適さだった。
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一時間ほど 男女別温泉を満喫した私たちは、思い残すこと無く上がり、フロントで貰った浴衣に身を包み、脱衣所から出た。
出てすぐにあったベンチソファには、マスクを付けスマホをいじっている勝己と切島くんが座っていた。
藍「おまたせ」
『もしかして待ちまくった？』
爆豪「全然。俺らも今さっき出てきたばっか。」
切島「最高だな！ここの湯加減！！」
「同感すぎる」と藍は返事をする。そして「1回部屋戻ろ」と続けた。
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爆豪「…似合ってるな、浴衣」
『ありがと… 勝己もね！！カッコイイ！』
部屋は4人で2部屋。だから勝己と私、藍と切島くんという感じでわかれた。
さっきのは 部屋に入り、荷物をまとめている時に言われた言葉だ。かなり唐突だったので驚いたが、すぐに受け入れ褒め言葉を返した。
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それからおよそ1時間半部屋で駄弁っていた。
すると、部屋にノックの音が響き、続き藍の声が聞こえた。
藍「ご飯食べよ」
『ごはん！！』
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『あわあ、あわあああああ』
切島「どうした」
藍「Looks delicious………」
爆豪「うまそうだな」
切島「爆豪までそっち側にいくと収集がつかねェよ！！！！！」
切島くんが何か声を上げているのは間違いないだろう。
だが、それ以上に目の前に広がる光景が最高なんです。
『カニすき鍋！！！！！？！』
藍「私人生初かも」
切島「藍なら昔食べてそうなのにな」
藍「鍋料理は食べなかったから…」
そんなことを言っている間にも鍋はぐつぐつと音を立てている。
私は、とうとう聞いてしまった。
『ねぇ食べていい！？』
返ってきたのは「いいんじゃない？」という藍の声。
喜びに溢れた私は、無我夢中で料理を味わった。
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『ごちそうさまでした…』
藍「今度家で作ろ」
爆豪「おいAも作れ」
切島「美味かったんだな」
笑いながら言った切島くんに、勝己は「何か悪いかボケ！！」と罵声を浴びせるものの、切島くんは何も動じず「悪くな悪くない」と返事をしていた。
仲睦まじいなぁ〜、と思い私も微笑んでいるところで掛かったのは私の親友の声で。
「ここ、混浴あるけど」
と、発言していた。
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おもち(プロフ) - 抹茶タピオカ2号さん» 抹茶タピオカ2号さん、コメントありがとうございます！勿体ないくらいの褒め言葉ありがとうございます(＞＜) 推しが原因の尊死はもはやあるあるの域ですね:-) (2020年5月21日 1時) (
レス) id: 753b9a62df (このIDを非表示/違反報告)
抹茶タピオカ2号(プロフ) - おもち。さん» とても面白かったです( ≧∀≦)ノ神作神作神作神作神作神作((殴もう作者様の文才が天才&推しが尊過ぎて死にそうだは(*;ﾟ;艸;ﾟ;) (2020年5月18日 0時) (レス) id: 48661705e7 (このIDを非表示/違反報告)
おもち。(プロフ) - ねねさん» お褒めの言葉とても嬉しく思います。ありがとうございました！ (2020年4月5日 14時) (レス) id: 753b9a62df (このIDを非表示/違反報告)
ねね - 最っ高でした… 更新お疲れ様でした(*^ ^*) (2020年4月5日 14時) (レス) id: 4c0576a7c9 (このIDを非表示/違反報告)
おもち。(プロフ) - 悠華さん» ありがとうございます！！それは良かったです^^ (2020年4月4日 17時) (レス) id: 753b9a62df (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おもち | 作成日時：2020年2月9日 12時
