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多くの人が立ったまま気を失っていた。
こんな効果の術式、私1個しか知らないよ、
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悟
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「おっと、少し遅かったね」
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『は、?』
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目に映るのは、間違いない 夏油傑の姿。
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そして、低い姿勢で捕縛され 睨みつける、悟。
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『なんもわかんないんだけど』
術式順転、閉錠
蔓日が3年前やって見せたように、細い糸の様にして辺りを粉砕、……
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蔓日「あんまり俺が来る前に暴れてほしくないなぁ」
『あーークソが』
天井をぶち抜けてやってきた蔓日
当たったな、予想が。
蔓日の順転で私の攻撃は全て無になる。その様子を見ていた悟が一言
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五条「ハハ、A、どういうこと?」
乾いた笑い声。あの呪具は何?何にしても、悟はもうだめか……
『、悪いね隠してて』
五条「そう、死んでなかったんだね
もうひとりの、空間御阿礼使いの術師」
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蔓日「五条悟だな?本当は戦いたかったけど、ま いっか」
くるりと振り返り、悟にそう告げる。
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五条「双子?」
『……』
言葉が詰まってしまった。
ずっと、言ってなかったから。
蔓日「なんで黙っちゃうの?本当のことでしょ
Aは血の繋がった妹だよ
ていうか、そんなこと言ってる余裕あるの?」
ハー、とため息をつく悟。
目隠しもつけてない、返り血を浴びた
大人数の非術師の命抱えて、側は傑の正体不明、更に数体の特級呪霊……あと 呪胎九相図も…
そいつらを相手にしてたんだ。
ごめん、遅れちゃって
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五条「、むさ苦しい上に眺めも悪い やるならさっさとしてくれ……A、」
呼びかけを遮った。
正直、私が悟だったら 非術師全員皆殺しにしてもコイツらを殺ってた。
最強の悟と、 準最強の私は そこに違いがあるのかな
心底、疎ましい
私は そこまでして最強になりたかったかな
……ダメだ、曲げるな
私は、唯一の最強になる。
けど、これだけは_
『いいよ、大丈夫
、任せといて』
悟が守ったここの階の人間は、絶対に死なせない
このテロは、私が抑え込む
夏油「フッ、 閉門」
悟、安心して眠って。
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起きたら、一緒に飲むんでしょ。
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作者名:唯 | 作成日時:2022年3月18日 0時