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地に足をつけた。
続いて、Aの領域も閉じたため 両者が目線を合わせる。
『蔓日、』
蔓日「A、！」
『ごめんね』
首に感じたのは、熱。
続いて感じたのは、液体の感触。痛い、
Aはいつの間にか 輪廻の術を解いていた。
そして、俺の首には、刺さっていた。
Aが持っていた、呪具が。
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蔓日「ずる賢いところ、俺と似てるよ」
『あはは、これは1本取られたね』
蔓日「……やっぱり、Aは俺だよ」
俺は、Aの腹に刃物を刺した。
呪術師が一般武器を持つのは恥？いや、
積極的に持つべきだろう。不意を打つ以上の、打開策は無い。
先に倒れたのは、俺。
Aは、俺の体を支えるようにしてしゃがみこんだ。
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最期かな、これが。
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作者名：唯 | 作成日時：2022年3月18日 0時
