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半分は俺の領域だって言うのに、腕に巻かれた輪廻の術を引きちぎりやって来た。
足はちぎられていない、輪廻 お前はよくやったよ。
勝つ、勝って 戻るんだ
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__青空の下、笑う双子
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かつての俺らに
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領域内を飛びまわる。こちらの攻撃が必中とは言え、あちらの攻撃も必中。
俺、今神様相手に喧嘩売ってんのか。
蔓日「神の一族とは思えねぇほどバチあたりなことしてんな
俺の中を流れるお前の血は?コッチも覚めたら世界はお前の言う通りだぞ」
別天津神は総称。中には5体いるはずだ。
Aで手一杯?
『……良い、この女ひとりで事足りる。
元より、因果が崩壊する未来を見た我々が 柄にも無く切羽詰まり
空間御阿礼と緤理眼を兼ね備える汝を二人も造ったのが失敗だ。
まあ、だから この女は10の時に殺される予定だったのだがな
お前が反乱を犯した為に、助かった。
その時に殺らなければいけなかったのだが……
蔓日、お前が十年と独り生きているお陰で 殺されなかったのだ。
実質 A ひとりのようなモノになったからな。
とはいえ、この拍子に蔓日が出てきよった。
秩序を直すのには、このオンナ1人で良い。
悪いナ、 死んでもらおうか』
その時、俺は気色取る。
勝てない
俺たちを産んだ、天の者。
抗えない、運命だ。
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作者名:唯 | 作成日時:2022年3月18日 0時