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Noside
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蔓日「おい輪廻、誰か呼んでこい
できれば五条悟くらいの強さの」
輪廻「はぁ〜?強いやついっぱい殺したの蔓日じゃん
……両面宿儺がいるよ あと、もう一体ヤバい奴がいるね」
自我を保っていたときのAが、漏瑚が放った極ノ番「隕」を半分黒で飲み込んだお陰で、2人がいたところに被害は無かった。
ふたりは、おそらく特級呪霊と両面宿儺が殺り合っていたということに勘づいている。
輪廻「ま、そういうことだからムリかな」
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そして、AがAでなくなったことにも。
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蔓日「チッ、
止めるぞ、悪いが命賭けろ」
輪廻「元からAちゃんの前でもそれくらい素直だったらいいのに」
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Aが、背筋を伸ばし正面に顔を向けた。
お得意の いつもの顔。ただの真顔のようで、少し愛想の良い、けど
どこか、絶対に闇を抱えていると確証する顔。
目から、ハイライトが消えた。
天津Aは、22歳にして 抱え過ぎた。
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輪廻「Aちゃん、解放してあげるよ」
蔓日「精々死なねぇように」
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作者名:唯 | 作成日時:2022年3月18日 0時