135 ページ16
.
虎杖「ナナミーーーーン!!!
ナナミンいるーーーーーーーー!??
五条先生がぁっ
封印されたんだけどーーーーーー!!!」
渋谷中に響き渡る声。
主は虎杖悠仁。
.
伏黒「封印!?さっきから、一体何がッ」
七海「直ぐに虎杖君と合流します
もし封印が本当なら、終わりです
この国の人間全て」
.
猪野「さっきの、天津さんですよね」
伏黒「天津さんに、攻撃を当てられるなんて 有り得ない」
七海「……虎杖君が何か知っているかもしれません
急いで」
.
.
七海「夏油さんが?」
合流後、メカ丸から話を受けた。
夏油傑の裡にいる何者か、到底簡単には理解できない。
.
伏黒「さっきの、天津さんのは」
.
メカ丸「今から話す
天津Aだな。アイツは今、双子の兄 天津蔓日と戦っている。」
七海「双子?」
メカ丸「そうダ、悪いが、このことはオレもよく分からない。だが、2人の戦いは 良くて相討ち、悪くて天津Aが負ける。」
猪野「!何を根拠に、天津サンはそう簡単には、」
メカ丸「みロ」
ふと横15棟ほど向こうのビルを見ると、そこに姿が見えた。
遠く、あまり鮮明には見えないが、確かにいる。
伏黒「……誰だ、あいつ」
間違いなく、現れている 天津Aの術式。
彼らみんな、見たことがある 黒 と呼ばれるモノ
だが、明らかに量がおかしい。1人分では無い
猪野「……(目で追えねぇ、)」
メカ丸「分かるカ、天津Aと術式が同じダ。
天津家相伝の術式、空間御阿礼には 勿論領域展開があル。
それをされれば、最悪全員、終わル。」
虎杖「え、じゃあ加勢に!!」
メカ丸「駄目ダ」
虎杖「なんで、」
伏黒「虎杖、五条先生が封印された今、呪術師での最強は間違いなく天津さんだ。
五条先生と同じって考えた方がいい。先生は、
.
俺らがいっても、足でまといだ。」
.
現実が、突きつけられる。
加勢は 足枷でしかない ということ。
.
671人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「呪術廻戦」関連の作品
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:唯 | 作成日時:2022年3月18日 0時