195｜呼び出し ページ13
.
その日の呼び出しは無かった。
刻一刻とインターンの終了が近づく。
今日もまた、個性が出ることを確認し サイドキックらと見回りを行っていた。
.
「(〜、… 〜〜〜、〜！…〜A！)」
突然だった。ホークスの声。
しかし、それは実際に聞こえているのではなく 私の個性によって聞こえたものだった。
直ぐに個性を調節し、ホークスと喋れるようにする。
.
サイドキックと常闇に事情を説明し、すぐには帰ってくれないかもしれないということを伝えた後、私を置いて行くようにお願いした。
こくりと頷くとそのまま体の向きを変えて見回りを再開してくれていた。
.
私は口を開く。
『何？』
ホークス「おっ、聞こえた！ってことは個性使えてるんだね〜」
『インターンに来てからは調子いいよ。で、何？』
ホークス「まあまあ、そんなに急かさないで。
今から俺のとこ来れる？」
ホークスは当たり前かのように「来い、と言ってきた」
元々言われていたことだし、おそらく拒否したら面倒くさい。言っても面倒くさいだろうが。
『まぁ、無理ではないけど』
ホークス「了解！どれくらいでこれる？」
どれくらい、って…
.
辺りに微かな風が吹く。
『そんな時間かからないの知ってる上で言ってるでしょ。からかってる？』
ホークス「おー速い」
目の前にはホークスの姿。
瞬間移動に必要な時間は個性の発動の時間。
そんなこと、ホークスが知らないわけないのだ。
.
ホークスが居たのはとある飲食店のようだ。
ファストフードとかでは無く、ホテルの一室。
広い部屋に机と座布団と軽い飲み物だけがある。
メニューらしきものを持っていたホークスは、自身の前の机においてこちらを見つめた。
.
『呼び出した要件』
疑問形でもなく、淡々と言葉を吐く。
ホークス「あー、そうそう
.
今どうなってるか、見せてほしいんだよね
.
.
緑谷出久たち」
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 331人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ヒロアカ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
おもち(プロフ) - まかだみあさん» コメントありがとうございます🌟 嬉しいです、頑張ります❤️🔥 (2021年11月21日 21時) (
レス) id: 77fef58ab4 (このIDを非表示/違反報告)
まかだみあ - 更新ありがとうございます！ホークスと夢主ちゃんの絡みが好きです。これからも頑張ってください！！ (2021年11月21日 19時) (レス) @page15 id: 0158cda469 (このIDを非表示/違反報告)
おもち(プロフ) - 抹茶タピオカ2号さん» コメントありがとうございます！更新頑張ります(＞＜) (2020年5月22日 12時) (レス) id: 753b9a62df (このIDを非表示/違反報告)
抹茶タピオカ2号(プロフ) - 続編おめでとうございます("⌒∇⌒")とても面白かったです( ≧∀≦)ノ (2020年5月21日 7時) (レス) id: 48661705e7 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：おもち | 作成日時：2020年5月21日 1時
