伊勢ちゃんとお友達 (ページ7)

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続きページ7

「それに栄進の皆の知り合いも銀杏に通ってるみたいだから大丈夫じゃないかなあんまり喧嘩を好まない明智光秀や上杉謙信とかも通ってるみたいだし」

「う、え、！？」

意中の相手の名前を聞き動揺しまくるゆうな
顔が真っ赤で明らかに挙動不審になっている

「お、伊勢さんってもしかして上杉謙信のこと…」
「ああああストップ！！これ以上は言わないでください…！！！」

言葉の続きを言わせまい、と全力で阻止する

「大丈夫大丈夫言いふらしたりしないから！伊勢さん分かりやすかったから私が言わなくてもいずれ皆秒で気付くだろうし」
「うぐっ…、分かりやすいのは自覚してます… …好きな方のこととなるとどうしても動揺してしまいますし…」
図星過ぎてぐうの音も出ない
鶴姫はそんなゆうなの肩をポンと優しく叩く

「応援するよ私もみやびとか知り合いから情報手に入れて伝えることは出来るしさ」
「大祝さん…」
「ファイト！後、大祝さんじゃ堅苦しいし長いでしょ？鶴でいいよ私もゆうちゃんって呼ぶし」
「あ、あだ名…」
「あだ名嫌だった？嫌なら変えるけど」
「いえ！！！私あだ名に憧れていたので嬉しくて… よろしくお願いしますね、鶴ちゃん」
「うん！そっちの方がいいねこちらこそよろしくね、ゆうちゃん」

貰った飴は勿論とても美味しく、定期的に飴を貰うようになったのはまた別の話
ちなみに、鶴から貰った飴が入っていた包装紙にはマネッチアという花が描かれていたそう

マネッチアの花言葉：沢山話しましょう