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それから日は変わりチアの大会が近づいて来た頃の昼休み、私の陽菜乃は屋上で殺せんせーが残してくれたテスト対策の問題を解いていた
陽菜乃｢やっぱり、殺せんせーの教え方の方が分かりやすいよね｣
｢ここの先生よりも100倍ぐらい？｣
陽菜乃｢う……ん。まぁここでも分かるっちゃ分かるんだけどね｣
陽菜乃の言うとうり、ここも分かるんだけど……分かりにくい
陽菜乃｢まぁ椚ヶ丘が変だったのもあるけどね｣
｢ほんとに効率が悪い教え方だし｣
私達が勉強の手を止めて色々言ってると屋上のドアが開く音がした
多分原田先生と若林でしょ
原田｢あら、一ノ瀬じゃない｣
ほらね。超能力ないけどだいたいは分かる
｢原田先生お昼？｣
原田｢そうよ｣
陽菜乃｢じゃあA、私達は退けよっか｣
原田｢良いのよ。遠慮なく｣
陽菜乃｢あっありがとうございます｣
原田先生と若林がご飯を食べ始めると、私達はまた問題を解き始めた
何ページか解いた所で隣を見ると、若林の顔が……
｢何……してんの？｣
若林｢どんな問題解いてんのかなって思って｣
原田｢でもよく出来てるわね｣
原田先生が陽菜乃の問題集をパラパラとめくっていた
と同時にチャイムが鳴った
陽菜乃は先生に問題集を返してもらうと｢バイバイ｣と言って屋上を出ていった
若林｢Aは戻る？｣
｢ここで問題解いとくよ｣
若林｢そっか…じゃあね｣
｢うん｣
次の授業は確か…生物だったはず…生物の先生苦手なんだよね
私は問題を解いていたけど眠くなっていつの間にか寝ていた
それから数時間後
またもや夕暮れまで寝てしまっていた
カバンが隣にあったから、誰かが持ってきてくれたんだろう
｢さて帰りますか｣
屋上のドアを開けようとするけど……開かない？
もしかして鍵閉められてる？
どうすんのよ。一般の生徒が閉じ込められたら
まぁ私だから良いんだけどね
部活が賑わってない方から飛び降りると 硬い地面の感触が……せず、人の温もりが……
明智｢何してんの｣
明智？今、どういう状況？お姫様抱っこされてる？
｢飛び降りようと｣
明智｢何で？｣
｢屋上の鍵が閉まってたから｣
明智｢ふーん｣
そう言うと明智はそっと地面に下ろしてくれた結構優しいんだな
明智｢お前さ何もんなの？｣
｢別に何者でもない｣
私はそう言うと明智の横をそそくさと通り抜けた
君が本当の事話すまで、私も何も話さないよ
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ユウカ - とっても面白いです！ (2019年6月17日 15時) (
レス) id: 91eed3a823 (このIDを非表示/違反報告)
かな - めっちゃいい！！こんな作品待ってました。笑 (2019年6月13日 0時) (レス) id: cf40674bc8 (このIDを非表示/違反報告)
海人(プロフ) - めっちゃめっちゃ面白いです!!更新頑張ってください (2019年5月21日 21時) (レス) id: 80f7c7adae (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：明日香 x他1人 | 作成日時：2019年5月13日 22時
