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それから時は過ぎて昼休み
私は屋上に向かった。そしてそのままサボりましょ!
若林｢外したいに決まってるじゃん…｣
私がドアを開けようとした時、若林の声が聞こえそのままドアが開いた
｢若林……どうした｣
若林｢何でもない｣
そう言うと若林は私の前を通り過ぎた
私は屋上のドアをそっと開けた
すると原田先生と田中先生が何かを話していた
｢先生どうしたの？｣
原田｢若林がずっとマスク付けてるから外さないの？って聞いたのよ｣
｢若林って結構顔良いのにずっとマスク付けてるよね｣
原田｢そうなの？｣
｢うん。見た事あるよ｣
若林っていじめられてからずっとマスク付けてるよね
東条とか明智とかに散々虐められてて可哀想に思える
でも、いくら止めようが止めないからどうしていいか分からなくて
｢私さ……若林とご飯食べることあって…マスク外して喋ってる時笑ってて…楽しそうに｣
原田｢なんであいつはマスク付けてんの？｣
｢多分……いじめられてるからだと思う｣
原田｢ふーん…それじゃあねおつかレインボー｣
｢先生私さ｣
原田｢どうしたの？｣
｢ここから飛び降りても死なないよ｣
田中｢何言って……｣
｢なんでかって言うとね｣
原田｢……｣
｢……また今度話す｣
まだ言えない
言っちゃダメな気がする……
原田先生だけには言える。そう思ったけど
やっぱり無理だ
言おうとした時足が震えそうになる
東条だったらすんなり言えたのに……なんか違いがあるのかな
もし暗殺者だって聞いたら？
皆私から離れてくかな
いじめるのかな
そんな事を考えると足がすくむ
これからもずっと隠して生きてくのかな
原田｢何？泣きそうな顔して｣
｢なんでもない｣
こういうのって隠してる方はちょっとだけ辛いんだよね
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ユウカ - とっても面白いです！ (2019年6月17日 15時) (
レス) id: 91eed3a823 (このIDを非表示/違反報告)
かな - めっちゃいい！！こんな作品待ってました。笑 (2019年6月13日 0時) (レス) id: cf40674bc8 (このIDを非表示/違反報告)
海人(プロフ) - めっちゃめっちゃ面白いです!!更新頑張ってください (2019年5月21日 21時) (レス) id: 80f7c7adae (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：明日香 x他1人 | 作成日時：2019年5月13日 22時
