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学校に着くと、8時前だった
部活に所属してる人が部活に励んでいる時間だ
私はその様子を眺めながら自分の教室に向かった
すると後ろからポンッと肩を叩かれた
｢誰？｣
そう言って後ろを向くと東条だった
｢何？｣
東条｢お前さ昨日なんで休んでたんだよ｣
｢ずっと寝てた｣
東条｢嘘だろ？｣
｢9時頃に起きて、また寝て今日の5時に起きた｣
東条｢寝すぎだろ？｣
｢寝る子は育つんだよ｣
東条｢そうですか。俺が言いたいのはそんなんじゃなくて…川崎が昨日病院運ばれたんだよ｣
｢えっ｣
東条｢チアの大会出れないってさ｣
｢そっか…頑張ってたのにね｣
東条｢うん｣
それから教室まで何も喋らなかった
久しぶりに授業に出たからか毎時間事に驚かれ熱を計られたりもした
別に普通に授業出れるのに…サボってるだけで
それに授業中に寝なかっただけで大雨が降ると言われた
ほんとに失礼なんだから。そのくらい普通にできるわ
今は久しぶりに陽菜乃と下校中
と言ってもまだ学校から出てないんだけど
私がその事をブツブツ文句を言っていると陽菜乃は隣で笑ってた
陽菜乃｢そっかー。Aって中学の方が授業真面目に受けてたしね｣
｢やる気出ない時ってあんまり勉強しても頭入んないかなって｣
陽菜乃｢それはそうかも｣
｢でしょ？｣
やっぱり陽菜乃といると自然に笑えてる気がする
元々仲良くて同じ高校受けるって聞いた時に一緒に勉強したんだよね
陽菜乃｢A何ニヤニヤしてんの？｣
｢別にニヤニヤしてないし｣
そうやって陽菜乃とふざけてたら明智が私たちの横を通りすぎてさっさと校門から帰っていった
陽菜乃｢あれってAのクラスの…｣
｢うん。明智だよ｣
陽菜乃｢なんか不思議くんだね｣
｢うん｣
陽菜乃が言うとうり不思議くんではあるけど私的にはなんか心の奥底に辛い思い出がある感じに見える。
陽菜乃｢Aは明智ってどんな感じに見える？？｣
｢なんか…昔の私みたい｣
昔の私……誰かを助けたいとか守りたいとかそんな事思った事すらなくて
勉強とか友情とかどうでも良くて
人からは温度差がない目してるとかそんな事言われたり親からも見捨てられたりしてもっと嫌になって
成績も良かったけど警察沙汰の事件起こして……E組行きだった
そんな時救ってくれたのが殺せんせーだった
｢やっぱり殺せんせーは凄いね｣
陽菜乃｢そうだね｣
私は殺せんせーと原田先生の背中が重なって見えた時原田先生が人の人生を変えてくれると思った
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ユウカ - とっても面白いです！ (2019年6月17日 15時) (
レス) id: 91eed3a823 (このIDを非表示/違反報告)
かな - めっちゃいい！！こんな作品待ってました。笑 (2019年6月13日 0時) (レス) id: cf40674bc8 (このIDを非表示/違反報告)
海人(プロフ) - めっちゃめっちゃ面白いです!!更新頑張ってください (2019年5月21日 21時) (レス) id: 80f7c7adae (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：明日香 x他1人 | 作成日時：2019年5月13日 22時
