繰り返しに日々にサヨナラ

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な｢『この前も』って言ってたけど、こういうことってよくあるの？｣


なるが少し周りを気にしながら聞いてきた。

まだ会って1日も経たないが18歳にしては良く周りを見れている。

確かに優秀なやつだ。

有起哉なんて最初の頃は仕事でミスしまくっていて、なんでここに入れているのかわからないぐらいだった。


有｢俺がここに来た時からあったな。でも今よりかは少なかったぜ。｣


竜｢うん。俺が来た時も一か月に呼ばれるか呼ばれないかぐらいだったよね。｣


宝｢それが今や一週間に呼ばれるかどうかやもんな。｣


巧｢栄治さん、帰ってきた時辛そうにする。｣


有｢そうなんだよな〜。こうケロっと帰って来れば気にしねぇけど、結構やられて帰ってくるんだよな。」


有起哉の言う通り、普通に帰って来てくれればいいけどボロッボロになって帰ってくる。

この前は帰ってきた瞬間に玄関で倒れた。

その日は目を覚ますことはなく、目を覚ましたのは次の日の夕方だった。

本人はなんともないって言っていたけど、呼吸が浅かったり冷や汗をかいていたりと、とにかくみんなで心配していた。


な｢そうなんだ、、、。心配だね。｣


弾｢とにかく、栄治がいつ帰ってきてもいいように俺らは俺らのやるべきことをするぞ。｣


有｢そうだな! じゃあ栄治も言ってたし夕飯食べちゃおう。弾よろしく〜。｣


弾｢おう。｣


宝｢じゃあ竜星洗濯物やっちゃおう!｣


竜｢OK｣


な｢えっと、、、俺は何を？｣


巧｢じゃあ、一緒に弾の手伝いをしよう？｣


な｢うん！｣


弾｢ありがとう。助かる。｣

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