繰り返しに日々にサヨナラ

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栄｢大変だったよ〜。本当に一方的に喋るし、資料もあんまり配られないし、休憩も昼休憩ぐらいしかなかったし、施設見学とか言ってそこらじゅう歩き回されるしね。｣


な｢うわ〜聞くからにやばそうだな、、、。今から不安なんだけど。ついてけるかな。｣


栄｢大丈夫だよ。研修に来る人たちもみんな初めてなんだし。うちには頼れる先輩が6人もいるでしょ？｣


な｢そうだね。足引っ張んないように頑張らないと!｣


栄｢それになるは第一の出身なんだから自信持っていいと思うよ。｣


な｢えっなんで知ってるの⁉︎｣


まだ誰にも言ってないのになんで知ってるの⁉︎

どっかから情報が漏れてるとか？

でも栄治さんそんな情報見ないと思うけど、、、。

もしかしてここって結構学歴関係あるの？

そんなことを考えていると、くすくすと笑い声が聞こえた。


栄｢一応あの中だと最年長だから説明されるのよ。この人を入れるけど大丈夫か？みたいな感じで履歴書渡されて。｣


な｢そうだたんだ。じゃ栄治さんがOKしなかったら俺違うとこの配属だったの？｣


栄｢そうなるね。待って、そう思うと荷が重いな、、、。｣


な｢なんでよ(笑)。俺はここに来れてよかったと思ってるよ。なんか知らない世界を知れたっていうか、今までの固定概念が壊されたっていうか。｣


栄｢そう思ってくれて嬉しいよ。｣


そういう栄治さんの顔はとても儚かった。

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