繰り返しに日々にサヨナラ

18 ページ19

ケ｢そうだよ!あの子自分から言わなかったんだな、、、。まぁ話を戻すけど、パニックを起こしたんだよね？｣


弾｢はい。目を覚ましたと思って声をかけたら、俺を探すようにあたりを見回してて、、、。」


宝｢そんで、弾を見つけた瞬間『よかった』って」


ケ｢そっか、、、。やっぱり無理か、、、。」


弾｢えっ、、？｣


ケ｢ううん、なんでもない!状況は分かった。上にも言っておくよ。もう遅いんだから早く寝なさいね。明日もあるんだから!｣


ケンジさんはそう言って部屋を出て行った。

「やっぱり無理｣ってどういうことだ？

弾も引っかかるのか難しい顔をしている。


宝｢とりあえず今日は寝ようや。ケンジさんも言ってた通り、明日は仕事あるんやし。｣


弾｢、、、だな。栄治にはまだ深掘りしないでおいてくれ。｣


有｢なんで⁉︎流石にやばいでしょ!倒れたのだって初めてじゃないんだし、パニックだって起こしてるんだし、、、。｣


弾｢なるを考えろよ!入ってきたばかりなんだぞ! 優秀なやつとはいえまだ18だ。あいつの気持ちが追いつかなくなったらどうする⁉︎｣


有｢じゃあ栄治を蔑ろにしていいのかよ!｣


宝｢ちょっと、、!2人とも落ち着き!｣


竜｢これ以上騒ぐとなるたち起きちゃう。｣


人の気配がわかる竜星に言われると何も言えなかった。

弾の言う通り、今解決しようとしたら来たばかりのなるに負担がかかるかもしれない。

でも栄治のことだって心配だ。

どうすればいいんだよ、、、。


宝｢とりあえず今日は寝よ？一晩経ったら何かいい案浮かぶかも知れへんし。｣


弾｢おう。｣


有｢だな。｣

19 ガーベラside→←17

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す