繰り返しに日々にサヨナラ

14 ひまわりside ページ15

栄治さんは何かに怯えたような目で周りを見渡している。


栄｢ﾊｧ、、弾、、、ﾊｧ、、弾、、、？｣


弾｢栄治？俺はここだぞ？｣


栄｢弾だ、、。よかった、、、。」


弾が栄治さんの顔を覗き込みと、栄治さんは微かに微笑んだ。

安心したみたいに。


巧｢栄治さん大丈夫？うなされたよ。｣


栄｢巧、、。ありがとう、、、大丈夫だよ、、、。｣


弾｢大丈夫じゃねぇだろ。どうしたんだよ。」


弾はこうやって何かを隠す栄治さんに、思うところがあるみたい。


宝｢弾、、、。とりあえず今日はこのまま寝かせてあげよ？栄治さんも疲れてるやろうし。｣


弾｢宝、、、。そうだな。栄治、とにかく今は休め。｣


巧｢うん。何かあったら呼んで、小さなことでも。みんな味方だから。｣


栄｢ﾊｧ、、ごめん、、ありがとう、、、ﾊｧ、、、｣


弾｢謝んなくっていい。｣


巧｢うん、、｣


弾の言う通り。

仲間なんやからもっと頼ったってええのに。

てか、俺らが頼られたい。

栄治さんは頭がええから隠すのもうまい。


宝｢何を考えてんねやろ。｣

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