ー 第三特異点 28 ー ページ3
�狃�王アンの復讐号(クイーン・アンズ・リベンジ)�瓩蓮�
�猊�下が強ければ強いほど�瓠�
宝具である船の強さが上がるのかもしれない。
という一案。
「なるほど。乗組員の実力、または能力が、
宝具の強さに反映され、比例していると？」
あぁ、可能性は高い、との回答。
『君たちがエイリーク血斧王を倒した時、
明らかに船が帯びていた魔力が弱まったんだ。
以降、その状態が、
僕たちを見失うまで続いている』
「サーヴァントを乗せれば乗せるほど強くなっていく、というわけですか・・」
それならエウリュアレを欲した理由も更にわかりやすい。
「・・うまく引き離すことが出来ればいいが・・」
「難しいでしょう」
即答されたが、アルジュナに同意見だ。
と、背後の森がざわつき始めた。
『生体反応がある！気をつけて』
「どうやらワイバーンのようです」
全員が立ち上がる。
ワイバーン討伐タイムである。
ーー・・
ワイバーンを撃墜し、
ドレイクがやけに上機嫌だ。
「これが本物のドラゴンかい？
ホントに大きなトカゲみたいなんだねぇ！」
そこで、ふと、
サーヴァント二基がハタと瞬いた。
「・・そうか」
そして、見ていた秋もまた、察した。
「ドレイク船長」
「あん？」
なんだい、と目線が向けられる。
「竜で船を補修する、というのはどうでしょう？」
どういうことだ、という表情に、
エウリュアレが情報を追加する。
「いいわね。
竜種の鱗って、加工すれば鋼より頑丈よ」
ただ、とエウリュアレは眉尻を下げた。
「相当の力がないと加工は難しいと思うけど・・」
そんなエウリュアレに、
アステリオスがおずおずと声を出す。
「あ、アナタがいたわね。やれる？」
エウリュアレの問い掛けに、
アステリオスはやる気満々といった笑みで頷いた。
力技担当は決まった。
我々は鱗を剥ぐこととしよう。
・
順調に剥ぎとってきたはいいが、
どうやらまだ足りない。
ダヴィンチいわく、
あと30頭も討伐すれば、
補修には充分とのこと。
「巣が見つかれば、
今日中になんとかなりそうですね」
意外と、マシュも乗り気のようで、
秋は穏やかなその時間に、知らず微笑んだ。
＊
この森の奥はかなり穏やかで、
僅かな気配もすぐに悟られる。
「ん、なんか来たな、
サーヴァントっぽいな。
でも、中に人間っぽいのがみっつ。
うち人間ふたつに魔力回路の近いサーヴァントがいるから、
サーヴァントとマスターかね」
「うん、うん、ちょうどいいかもね」
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爽@推しに貢ぎたい隊長(プロフ) - 初コメ失礼します。今日でこのシリーズ全てを読ませていただきましたが、アルジュナとマスターくんの歪んだ愛という感じがとても好きです。更新お待ちしております (2020年12月11日 21時) (
レス) id: f8f17f4c0f (このIDを非表示/違反報告)
ikumi - この作品を一年くらい前から読ませて頂いております。本当に大好きです。頑張ってください。 (2020年8月6日 22時) (レス) id: 004e366c69 (このIDを非表示/違反報告)
白雪(プロフ) - この作品が大好きです。更新待っています。 (2020年4月5日 16時) (レス) id: 567a821487 (このIDを非表示/違反報告)
遊藍 - 記載しました通り、以降、こちらからのコメントは控えさせて頂きます。不快な思いをされた方には申し訳ありません。ご迷惑をおかけしました。楽しんで頂けている読者様、いつもありがとうございます。それでは失礼いたします。 (2019年10月9日 8時) (レス) id: f13869b6c2 (このIDを非表示/違反報告)
遊藍 - ももさん» 成る程、申し訳ありません。そういった捉え方をされることもあるのだとわかりました。気をつけます。ですので、これ以上のコメントは控えさせて頂きますね。お言葉を頂き、ありがとうございました。 (2019年10月9日 8時) (レス) id: f13869b6c2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：遊藍 | 作成日時：2019年5月8日 1時
