貧乏少女は知っている。

#13 ページ15

Aside
「!!!!!あ、杏奈！？」

なんでここに杏奈がいるの？

「見てたけど相変わらずだね〜なんかよかった。変わってなくて。そうそう！私たちもここに転校してきたから。」

？？？

「私…たち？ってことは…沙羅？」

「うん。そう。」

「わ！沙羅、久しぶり」

この子は沙羅。引っ込み思案だけどいいこだから私の親友。杏奈もね。

杏奈はどちらかというと明るいかな？って感じだけどすごい明るい訳じゃないから似た者同士の集まりって感じ。

「姉貴…この人達だあれ？」

おいおい武田さーん？姉貴ってなんだね姉貴って。

「あ、姉貴！？まぁいいわ。こっちが白雪杏奈。この子が黒川沙羅。二人ともこの人は…「武田菜穂と立花彩」」

「さすが沙羅」

そう。沙羅はものすごくいろんなことを知ってるから大体のひとのことがわかっちゃうの。

なんでかはわからないけど。

「あ、あの…神崎さん？」

「あ、なんですか先生。」

「いま授業中なんだけど…白雪さんと黒川さんも明日来る予定でしたよね！？まぁいいわ。見学しててください…っていってももう終わりの時間ね。神崎さん立花さん武田さん白雪さん黒川さん。あとで職員室に来なさい。」

「転校初日に呼び出し？ついてな」

「杏奈がいこうっていったんじゃない、、、」

うわぁーめんど。

まあ沙羅と杏奈がまるーくまるめこんでくれるかな。

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