１６５話目 ページ15
出水side
学校が終わって槍バカとAとの三人で本部へ
そして本部のラウンジでジュースを飲みながら
授業やら色々な話をする
A「ちょっと私御手洗行ってくるね」
米屋「おー」
出水「いってら〜」
Aは御手洗と言って席を外す
あれから少し気まずい感じで過ごしている
ジュースを飲んでいると米屋から爆弾発言
米屋「そう言えば弾バカ、Aちゃんとやったん？」
出水「ブーッ！！」
米屋「きったね！！」
出水「お前が突然言うからだろ！」
米屋「いや、ふと気になったんだよ」
何気になってんだよ、てかなんで今なんだよ
本当にAが居なくて良かったと思う
米屋「で、どうなわけ」
出水「…やってない」
米屋「まじ？最近キスもしてなくね？前まで見せつけてきたくせに」
出水「うるせぇよ…」
米屋「なんか理由でもあんの？」
出水「…」
普通の顔で聞いてくる槍バカ
深い意味は無いんだろうし、ただ単に気になったんだろう
俺は一つため息を零して口を開く
出水「…歯止めが効かない気がしてさ…優しくできる自信が無い…。ただでさえ入院中我慢してて、家でキスした時止まれないって思って我慢したんだぞ？…嫌われたくねぇんだよ…」
米屋「…(思ったより考えてんだなぁ)」
出水「大事にしたい…けど触れたくて仕方ない。でも、荒っぽい事して無理させたくないんだよ…好きだからこそ、手が出せないんだよ…」
米屋「なるほどなぁー」
そう言って米屋はジュースを飲みきると
俺が思うにさと言葉を続ける
米屋「Aちゃんは荒っぽかろうが、大事にしてくれてるのは分かってるだろうし、あんなけ弾バカ好きが溢れてる子だぞ？嫌いになるとかないだろ。喧嘩した時でさえ、公平って一番に呼んで、ごめんねって謝って意識飛ばしたんだから」
出水「…そうだけどさぁ…」
米屋「(思ったより拗らせてるなぁ…)…まぁ、意外とAちゃんは待ってるかもよ」
出水「…そうなんかな…」
米屋「キスやめて、何でやめたのって聞くんだから、そんなに怖がらなくてもいいんじゃね」
出水「サンキュ…」
米屋「おう」
槍バカの言葉で少し心が軽くなった気がした
大事にしたい、好きだからこそ
ちゃんと言おう、Aに触れたいって
断られてもちゃんと待ってるからって
そう覚悟を決めて俺もジュースを飲みきった
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時雨 - 完結おめでとうございます！最後のページの分マジで感動しました。泣けてきました。ありがとうございました (2022年7月5日 19時) (
レス) @page26 id: 702fe20b70 (このIDを非表示/違反報告)
Yu-grena(プロフ) - たたさん» たた様！コメントありがとうございます！いやぁぁぁ本当に…もう…嬉しい言葉ありがとうございます(泣)素敵な夢を見てくださいね！ (2021年4月4日 22時) (レス) id: 5ec0d29db1 (このIDを非表示/違反報告)
たた(プロフ) - いや、ほんとに。、ほんとに。サイコーでした。あの、もうご馳走様でした。幸せな夢を見れます。おやすみなさいです。泣 (2021年4月4日 22時) (レス) id: 4fb8b006ce (このIDを非表示/違反報告)
Yu-grena(プロフ) - りおっち☆さん» りおっち様！コメントありがとうございます！作品に目を止め読んでくださり本当にありがとうございました！また次回作でもお会いできましたら、宜しくお願い致します！ (2021年4月2日 14時) (レス) id: 5ec0d29db1 (このIDを非表示/違反報告)
りおっち☆(プロフ) - 完結おめでとうございます！ (2021年4月2日 14時) (レス) id: 142abd0500 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Yu-grena | 作成日時：2021年3月31日 5時
