１４１話目 ページ41
Aside
私達が走っていると、レプリカが合流
遊真くんに言われたらしい
すると前からまた新型が現れる
A「キリがない！ハウンド！」
ドガガガッ＿ビュンッ
A「っ！！」
ガキィンッ！
A「ｸｯ…ここに来て耐久力強すぎるでしょコイツっ…！」
三雲「夢原先輩！」
A「三雲くん！君だけでも走れ！！コイツらは私が足止めする！行け！レプリカ頼む！」
レプリカ「承知シタ。オサム行クゾ」
三雲「っ…お願いします！」
三雲くん達が言ったのを確認して
一度新型を突き飛ばし距離取る
どうする…きっと今のままの孤月じゃ
あの新型の攻撃をもう一回受ければ壊れる
だからといってトリオンで耐久力を強化しても
残りのトリオンが少なくなる。でも
A「ここまで来たからには…やるしかないよな！メテオラ！」
ズババッドガァンッ
A「威力MAX…旋空孤月！！」
ザンッザンッ！！ズバァッ！
新型の攻撃を避けながらメテオラをぶち込み
煙が立ち込め視界が悪い中新型の背後へ
そして耐久力は諦めて旋空の力を底上げする
私の放った旋空は家ごと新型を切り刻んだ
A「はぁっ…何とか上手くいった。ﾋﾟｯ、柚宇さん！今三雲くんが居る所を教えてください！」
〈国近「そこから1000m先の本部近く！黒いワープの人の攻撃を避けてる！」〉
A「了解、ありがとう柚宇さん！」
柚宇さんから情報をもらい走る
避けて逃げてるって事はレプリカの作った
黒いラービットが居るはず
チビレプリカは解析を始めてる所だろうし
三雲くんへ直行の方がいいか
今出せるMAXのスピードで走ると三雲くんの姿と
それを追いかけるミラの姿。やばい、あれは…！
あるシーンを思い出しグラスホッパーで一気に飛ぶ
その間に鳥に当たっても大丈夫なように
トリオン体を解除して走る
ミラ「悪あがきは嫌いなの」
ブゥンッ
黒い窓が三雲くんの前に現れる
間に合え…間に合え…間に合え！！
三雲くんに手を伸ばし
ドンッ！！
三雲「夢原先輩…！！」
グサグサッ＿
A「っ…ぐ…ｶﾞﾊｯ…」
ミラ「！！(しまった…！)」
右肩、腹部に二箇所、左足に激痛が走る
三雲くんを突き飛ばした私の体に黒い棘が刺さった
三雲「夢原先輩！！！！」
ねぇそんな悲しい顔をしないで三雲くん
まだ終わってないでしょ
痛いのを我慢し私は口を開く
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作者名：Yu-grena | 作成日時：2021年3月25日 14時
