５４話 ページ4
迅side
出水に連れられ去っていくAの背中は
いつもよりも小さく見えて
さっきのＢ級に腹が立った
迅「はぁ…本当要らないことしてくれるよね」
風間「アイツら刻んでもいいか」
迅「それはちょっと可哀想だからやめようか」
菊地原「報告終わりました」
歌川「処分だそうです」
風間「すまないな」
報告に行ってくれていた菊地原と歌川
帰ってきた二人にぼんち揚を差し出すと
二人は素直に受け取って食べてくれた
空閑「Aさんの両親って？」
迅「あー……話しておいた方がいいか」
風間「いいのか」
迅「きっとAもここまで来たら遊真に話してたと思う」
風間「そうか。菊地原と歌川も一緒に聞くといい」
二人「了解」
米屋「俺もいいっすか？」
迅「いいよ」
皆で椅子に座りAの両親について話す
近界民に襲われた事、Aを庇って亡くなった事
一度暴走した事、それから傷つきやすくなった事
AのSEの事、全てを話した
空閑「ふむ…じゃあAさんには両親の話はしない方がいいんだな」
迅「うん。さっき暴走しなかったのが奇跡だったくらいだよ。出水が止めても暴走しない確率は低かったからな」
風間「アイツは抱え込みやすい。それに立ち振る舞いがあんな風が故に、甘えるという事をしない」
米屋「出水と一緒に居る時は甘えてるように見えますけど」
風間「あれはほんの一部だろう」
迅「Aもまだ俺と同じ１９の普通の女の子だ。１５でボーダーに保護されて、それからボーダーの一員として誰よりも努力してきた。だからこそ今の彼女が居るんだよ」
風間「とりあえず、花梅が起きたら普通に接してやれ。きっとさっきの事でお前達にも申し訳なく思っている」
皆「了解」
迅「じゃ、とりあえず解散」
皆と別れ出水達が居るであろう仮眠室へ
静かに入れば俺に気づいた出水は振り返る
出水「迅さん」
迅「どう、寝てる？」
出水「はい、さっき寝ました」
迅「驚いた？」
出水「まぁ…少し？」
迅「嫌いになった？」
出水「まさか！…嫌いになんてなりませんよ」
迅「なら大丈夫だな！Aに起きたら玉狛においでって伝えてくれるか？」
出水「え、攫うつもりですか？」
迅「違うから！なんなら出水も来いよ」
出水「じゃあ起きたら二人で行きます」
そう言う出水の頭を軽く撫でて
俺は仮眠室を後にした
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プリプリ - 仕事頑張って下さい！今帰りました〜。今日は夜から出来ます。 (2021年4月9日 16時) (
レス) id: 625052c025 (このIDを非表示/違反報告)
Yu-grena(プロフ) - プリプリさん» プリプリ様！全然大丈夫ですよ！コロナで大変ですが、学校頑張ってください！プリプリ様が頑張っている間、私も仕事頑張ります！(笑) (2021年4月9日 8時) (レス) id: 5ec0d29db1 (このIDを非表示/違反報告)
プリプリ - とても嬉しいです！私は朝から夕方まで学校なのでそこはあんまり出来ませんが帰ってきた後や夜なら出来ます。返信遅くてすみません (2021年4月9日 7時) (レス) id: 625052c025 (このIDを非表示/違反報告)
Yu-grena(プロフ) - プリプリさん» プリプリ様！何度もコメントありがとうございます！是非！同じ推しとしてお話したいです！ここのコメント欄でも大丈夫ですよ〜！私もお話出来る方欲しかったので、嬉しいです！ (2021年4月9日 0時) (レス) id: 5ec0d29db1 (このIDを非表示/違反報告)
プリプリ - あっあと事情でアプリをダウンロード出来なくてネットとかでやってるんでツイッターとか出来ないので喋るとしたら夢小説しか出来ません。すみません (2021年4月8日 18時) (レス) id: 625052c025 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Yu-grena | 作成日時：2021年4月6日 20時
