６１話 ページ11
Aside
そして入隊式から半年たった頃
本部を歩いているとＣ級の話が耳に入る
Ｃ級「もうＢ級に上がった奴が居るんだって」
Ｃ級「あの金髪だろ？勢いやべぇよな」
Ｃ級の見ている方に視線を向ければ
太刀川さんに話しかけられている出水くんの姿
そして出水くんは私に気がつくと
太刀川さんを放置して走ってくる
いや、ダメでしょ
出水「花梅先輩！」
A「どーも。もうＢ級上がったんだって？」
出水「知ってくれてたんですか！」
A「いや、さっきＣ級が話してるのを耳に入れた」
出水「花梅先輩に追いつきたくて、ランク線しまくったんですよ！」
A「ふーん…私メイン攻撃手だけど」
出水「知ってます、でも花梅先輩と同じＡ級になりたくて」
A「！…そう、頑張ってね。と言うか先輩放って来ちゃダメだよ」
出水「( ﾟдﾟ)ﾊｯ!す、すみません！また！」
A「ええ、また」
急いで太刀川さんの元へ戻る出水くん
頭を軽く殴られていて痛そうにしていた
へぇ…そんな顔もするんだ
A「！(いやいや、それじゃあ私が彼の事気になるみたいじゃない。でも…気にならない訳でもない…)」
一人で悶々と考えていると肩をポンっと叩かれる
振り向けば太刀川さんで
出水くんは椅子に座って休憩していた
A「なんです？」
太刀川「よ、花梅！」
A「どうも太刀川さん。彼はいいんですか？」
太刀川「あぁ出水か。Ａ級なったらウチの隊来いよって勧誘してたんだよ」
A「なるほど。あ、ランク戦しませんからね」
太刀川「クソ、バレたか。じゃあ昼飯食いに行こうぜ」
A「太刀川さんの奢りで」
太刀川「可愛くねーなぁ。仕方ないから奢ってやる。おい出水、お前も来いよ」
出水「何がっすか？」
A「お昼。太刀川さんの奢りだから君も来たら？」
出水「いいんですか！行きます！」
太刀川「なんか増えたけどまぁいいか。何食うんだお前ら」
A「んー…うどんで」
出水「じゃあエビフライ定食で！」
太刀川「おー。注文してきてやるよ」
A「どうも」
出水「あざっす！」
二人で席を取り座る
私の事をキラキラした目で見てくる出水くん
A「…何？」
出水「いえ、特に！」
A「…そう」
出水「はい！」
嬉しそうな出水くんを見て
さらに印象が変わる
犬みたいだな…
これが三つ目の印象
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 214人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ワールドトリガー」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
プリプリ - 仕事頑張って下さい！今帰りました〜。今日は夜から出来ます。 (2021年4月9日 16時) (
レス) id: 625052c025 (このIDを非表示/違反報告)
Yu-grena(プロフ) - プリプリさん» プリプリ様！全然大丈夫ですよ！コロナで大変ですが、学校頑張ってください！プリプリ様が頑張っている間、私も仕事頑張ります！(笑) (2021年4月9日 8時) (レス) id: 5ec0d29db1 (このIDを非表示/違反報告)
プリプリ - とても嬉しいです！私は朝から夕方まで学校なのでそこはあんまり出来ませんが帰ってきた後や夜なら出来ます。返信遅くてすみません (2021年4月9日 7時) (レス) id: 625052c025 (このIDを非表示/違反報告)
Yu-grena(プロフ) - プリプリさん» プリプリ様！何度もコメントありがとうございます！是非！同じ推しとしてお話したいです！ここのコメント欄でも大丈夫ですよ〜！私もお話出来る方欲しかったので、嬉しいです！ (2021年4月9日 0時) (レス) id: 5ec0d29db1 (このIDを非表示/違反報告)
プリプリ - あっあと事情でアプリをダウンロード出来なくてネットとかでやってるんでツイッターとか出来ないので喋るとしたら夢小説しか出来ません。すみません (2021年4月8日 18時) (レス) id: 625052c025 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：Yu-grena | 作成日時：2021年4月6日 20時
