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48話 ページ48

Aside


コンコン_A「花梅です」



「入りたまえ」


A「失礼します。報告書の提出に来ました」


城戸「ご苦労」


忍田「私が預かろう」


A「お願いします」




報告書を忍田さんに渡すと、目を通した忍田さんは


驚いたように私を見る




忍田「随分多かったんだな」


A「はい。多分私のトリオンに寄ってきたのではないかと」


忍田「その可能性が高いな。傷はないか?」


A「大丈夫ですよ((ニコ」


忍田「そうか(笑)ではこの後はゆっくり休んでくれていいぞ」


A「ありがとうございます。失礼しました」




会議室を出て太刀川隊の部屋に戻ろうと歩いていると


模擬戦ブースに白いフワフワの髪を見つける





A「あ、遊真じゃん。おーい遊真…!」





私が声をかけようとした時


遊真の近くにいたB級の二人が遊真に向かって


スコーピオンを投げたのだ


咄嗟に手を伸ばし遊真に被さるようにして立つ




ガキンッ





B級「!!」


空閑「!!」


A「フゥ…間に合った。遊真大丈夫?」


空閑「大丈夫だ。気づかなかったよ、ありがとう」


A「どういたしまして((ニコ」





無事間に合ったようでシールドに弾かれたスコーピオンは


ガシャンッと音を立てて床に落ちる


それを拾って投げたB級に目をやると腰を抜かしている





A「ねぇ、これ投げたの貴方?((ニコ」


B級「ヒッ…」


B級「あっ…花梅先輩…」


A「質問に答えてくれる?これ投げたの貴方?って聞いてるの」


B級「はっ、はいっ…」


A「どうして?」


B級「だって…だってソイツっ…少し強いからって調子に乗ってるから…!」


B級「そ、そうですよ!」





その言葉にさっきの事もあって簡単にイラッとくる


へぇ、あっそ





A「ふーん、じゃあ貴方達は遊真に調子乗ってるって言えるくらい強くなったんだ?((ニコ」


B級「ヒッ…」


A「じゃあその実力見せてもらおうかしら。模擬戦ルームに入りなさい二人。早く」


B級「はいっ」


A「遊真は待っててね」


空閑「分かった」




少し驚いている遊真の頭を撫で


B級の二人が模擬戦ルームに入ったのを確認して


私も転送される。目の前に現れた私にビビっている二人


その姿を見て更にイライラが溜まる





A「良くもまぁそんなへっぴり腰の癖に、調子乗ってるとか人に言えたものね」





そう言いながら二人に旋空を飛ばした

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設定タグ:ワールドトリガー , 出水公平   
作品ジャンル:恋愛
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神燐(プロフ) - 絵がとても綺麗なんだが (2022年10月9日 22時) (レス) @page2 id: 16ed5cf6b6 (このIDを非表示/違反報告)
♪♪♪♪♪ - ワートリ出水なんかキャラがかわいいです。 (2022年8月6日 20時) (レス) @page5 id: 0d525184d4 (このIDを非表示/違反報告)
Yu-grena(プロフ) - ヒナコさん» ヒナコ様!コメントありがとうございます!私も2期が終わって寂しいなぁ…と思い描き始めたので、そう言っていただけて嬉しいです!これからも頑張っていきますので、引き続き読んでくださると嬉しいです! (2021年4月6日 0時) (レス) id: 5ec0d29db1 (このIDを非表示/違反報告)
ヒナコ(プロフ) - とってもおもしろいです(*≧▽≦)2期終わっちゃって残念だったんですけど、この小説読んで元気でました!!応援してます。更新頑張ってくださいO(≧∇≦)O (2021年4月5日 23時) (レス) id: 9558fcebee (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Yu-grena | 作成日時:2021年4月4日 2時

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