Ａ級ソロの彼女

３７話 ページ37

Aside



そんなカオスな風景に止まっていると


風間さんが私に気づき、座るといいと言ってくれた


ん？ここ太刀川隊だよね？





A「あの…太刀川さん大丈夫ですか？」


太刀川「…花梅…俺を…見捨てやがって…」


A「いやぁだって面倒くさそうですし」←


太刀川「グハッ」←


風間「ﾓｸﾞﾓｸﾞ」←





いやもう何このカオスな現場


早く帰ってこないかな〜なんて思っていると


グッドタイミングで扉が開き


学ラン姿の公平が入ってくる





出水「こんにちはー…って、何このカオス」


A「やっぱりそう思うよね」


出水「うん…あ、ただいまAさん」


A「おかえり公平((ﾆｺ。おいで〜」


出水「んん〜…はぁ…疲れ飛ぶ…」




私が両手を広げれば、鞄を投げ捨て(←)


私に抱き着く公平。ｽﾝｯと匂いを嗅がれるのは恥ずかしい




風間「本当にお前達は仲がいいな」


太刀川「リア充滅びろぉぉぉぉ…」


A「ふふ、ありがとうございます((ﾆｺ」


出水「太刀川さん黙ってたらイケメンなのにな」


太刀川「どういう事だ出水ぃぃ」





太刀川さんと公平の取っ組み合いが始まったので


私も冷蔵庫からプリンをもらい、座って食べる


あ、このプリン美味しい…


すると数分で終わったのか、ヨレヨレの公平が引っ付く





A「学ランヨレヨレだね〜」


出水「あの人容赦なく引っ張るんだもん…」


A「(もんって…可愛いかよ)まぁ太刀川さん遠慮ないからな〜」


風間「さて、俺は失礼する」


A「お疲れ様です風間さん。士郎と遼によろしく伝えてください」


風間「分かった」


出水「お疲れ様でーす」





私のお腹に抱き着く公平の頭を撫でていると


太刀川さんは、それはそれは痩けた顔で見つめてくる





太刀川「イチャイチャするなら帰れ！」


A「今日太刀川隊任務ないんですか？」


太刀川「ない」


A「じゃ帰ろっか公平」


出水「ういー」





鞄を持ち立ち上がる公平


太刀川さんにお辞儀をして本部を出る


スルッと手を繋がれ、その手に指を絡めれば


少し頬を染めた公平。可愛いなぁ本当






A「明日土曜だけどどうする？」


出水「あー…泊まっていい？」


A「いいけど、それこそパジャマしかないよ？今から軽く服買いに行く？」


出水「そーする」


A「じゃ、モール行こうか」






公平の私服を買うために


そのままショッピングモールへと向かった

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