Ａ級ソロの彼女

２１話 ページ21

Aside



出水「あれ、トリオン体？」


A「うん、昨日着た服着るのもなって思って(笑)置きパジャマは洗濯したらまた公平に渡して置いといてもらう」


出水「了解(笑)と言うかトリオン体の時の服いいよな」


A「そう？ありがとう(笑)気に入ってるから嬉しい。あ、はいこれお弁当」


出水「作ってくれたの？」


A「うん、ちゃんとミニエビフライも入ってるよ((ﾆｺ」


出水「ありがとう(笑)朝ごはんはー」


A「普通に軽くおにぎりで〜す」





二人でいただきますと言っておにぎりを食べる


うん、塩もそんなに濃くなくて丁度いい


二人でテレビを見ながら少し話す


そして時刻は7時45分


片付けは公平がやってくれました






出水「ふぅ…そろそろ出ようかな」


A「ありがとう〜、じゃあ出ようか」


出水「おう。テレビ消した…スマホ持った、財布と鍵と…うん、OK」


A「私もスマホある、服も持った」


出水「よし、じゃあ行きますかー」


A「おー」





掛け声違くね？なんて言われ、確かにと笑う


二人で靴を履いて家を出る





A「じゃあまた本部でね」


出水「うん、終わったらLINEする」


A「分かった、待ってる(笑)頑張ってね〜」


出水「おう！行ってきます」


A「行ってらっしゃい((ﾆｺ」






公平を見送り、公平とは逆の方向に歩きだす


のんびり歩きながら景色を見ていると


少し先で黒い門が現れる




【門発生、門発生、近隣の皆様は避難してください】




A「朝からご苦労なことで」





門から出てきたのはバムスター二体


二体か、直ぐに終わらせて本部行こう






A「ﾋﾟｯ、こちら花梅。近界民と遭遇、駆除を開始します」


〈「こちら本部、了解」〉





本部に連絡を入れて孤月を構える


そしてバムスターがこちらを向いた瞬間に


目元へ飛び斬撃を二体同時に加える





ザザンッ！＿バターンッ





A「はぁ、朝から辞めてよね。本当…気持ち悪い。ﾋﾟｯ、こちら花梅、バムスター二体駆除完了しました。回収班をお願いします」


〈「こちら本部、了解。ご苦労様でした」〉


A「んーっ、さて本部行こ」





バムスターが動かない事を確認して


私は孤月を仕舞い本部へと歩き出す


すると先に見えた後ろ姿。走って近づき声をかける





A「二宮さーん」


二宮「？花梅か」





前を歩いていたのは本部に向かう途中であろう


二宮さんだった

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