また君と一緒に

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Aside



不死川の授業を聞きながら問題を解く

問題はどれも簡単でコツさえ掴めば簡単に解ける




蜜璃「Aさぁん…ここ、教えてください」


A「あーここ少し難しいからな。えっとまずこの式は…」


蜜璃「あ！じゃあこれを…」


A「そうそう、そうするとここに√がつくから…」


蜜璃「あ！解けた！ありがとうございますー！」


実弥「甘露寺ィ！声がデカい！」


蜜璃「ぎゃー！すみません！」





そんなに怒らなくても蜜璃可愛いからいいじゃないか

ジト目で不死川を見ているとチョークが飛んできたので

それを軽く受け止める






A「危ないだろ先生」


実弥「テメェが変な顔で見るからだろうが」


A「変な顔とは失礼な」


しのぶ「Aさん、ここってあってます？」


A「ん？あぁ、これはこっちを割るんだよ」


しのぶ「あ、本当…じゃあこれがこうか」


A「そうそう、しのぶは飲み込みが早いね」


しのぶ「Aさんが教えるのが上手なんですよ」


A「ハハ、ありがとう」


実弥「おいこら日野森チョーク返せ」


A「自分が投げたくせに…はい」






不死川にチョークを投げ返す

軽く机に頬杖をついて授業を聞くが頭に入らない

ずっと炭治郎の事が頭を占領していて授業どころじゃない






義勇「日野森大丈夫か」


A「！あ、あぁ大丈夫だよ。ありがとう」


義勇「そうか、あまり考え込みすぎるなよ」


A「…ありがとう」





そしてチャイムがなり数学が終わり昼休み

皆お弁当だから学食には行かない

すると２組に入ってくる二人





小芭内「一緒にいいか」


無一郎「Aさん体操服ありがとうー」


A「いいえ。じゃあ机引っつけようか」


蜜璃「ごめーん、机借りてもいいかしらー？」


生徒１「いいぜ〜」

生徒２「おうー」


蜜璃「ありがとうー！」






上手く六個机をくっつけて

しのぶ、私、無一郎

蜜璃、伊黒、冨岡くんに並んで座る

いや、うん…伊黒の安定さに逆に安心するな






無一郎「そういえば今日は皆お弁当なんだね」


A「あぁ、学食は新入生で混むだろうからな」


無一郎「そっかぁ…あ、卵焼きちょうだい」


A「いいよ、はい」


無一郎「美味し〜」


蜜璃「Aさん料理上手ですもんね！」


しのぶ「昔からお上手ですよね」


A「そうか？」









こうして皆でわいわい食べるのは

嫌いじゃないな

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