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Aside
学校に着き靴箱を開く
すると中からヒラヒラと落ちた一枚の封筒
それには日野森さんへと書かれていた
A「私宛か」
蜜璃「きゃー!Aさん!それラブレターじゃないかしら!」
炭治郎/小芭内「!!」
A「まさか、そんな訳ないよ」
きゃーと頬を抑える蜜璃を横目に
封筒を開けて手紙を取り出す
┈┈┈┈┈┈┈┈
日野森先輩へ
突然の手紙すみません
今日の放課後体育館裏に来てください
日野森先輩にお伝えしたい事があります
1年1組 三輪 翔太
┈┈┈┈┈┈┈┈
A「これは…」
小芭内「ラブレターだな」
蜜璃「ラブレターね」
炭治郎「ラブレター……三輪くんか、同じクラスだな」
A「ストップ炭治郎、早まるな」
凄い殺気を纏った炭治郎の手を掴み引き止める
三輪くんの命が危ない(←)
封筒になおし、鞄に入れる
不安そうな少し怒ったような顔で見つめる炭治郎
炭治郎「…行くのか?」
A「そりゃね…でも断るから大丈夫だよ。それに炭治郎、待っててくれるんだろう?」
炭治郎「っ…早く済ませてくれ」
A「うん。ほーら、そんな顔しない。カッコイイ顔が台無しだよ」
炭治郎「((ムスーッ」
炭治郎の膨らんだ頬を包み込み
軽く鼻に口付ける
すると満足したのか元の顔に戻る炭治郎
うん、ごめん炭治郎…チョロい((
A「あ、炭治郎。三輪くんに何もしちゃ駄目だからな」
炭治郎「クッ…頑張るよ」
A「今日一日落ち着かないだろうけど、ちゃんと断るから、ね?」
炭治郎「…分かった…」
A「よし、じゃあまた後でな」
炭治郎「あぁ」
しょんぼりする炭治郎の頭を軽く撫で
待ってくれていた蜜璃と伊黒の元へと戻る
小芭内「久しぶりだなラブレターなんて」
A「そうだな。去年は同じ学年の人、今年は後輩からとは」
蜜璃「やっぱりAさんは美人だから恋に落ちちゃうのよ〜!」
A「そんな事ないって」
小芭内「まぁ、気をつけろよ」
A「あぁ、分かってるよ」
伊黒の忠告をしっかりと聞き
教室へと入った
まさかあんな事になるとは
今の私は想像もしなかった
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琴音 - めちゃくちゃキュンキュンしました!ありがとうございました🙇 (2022年5月8日 16時) (レス) id: 65eb06c570 (このIDを非表示/違反報告)
若菜 - え・・・『柱 最強の女』の(続き?)現代編、なんですか? ごめんなさい。知りませんでした。 (2022年5月8日 16時) (レス) id: 65eb06c570 (このIDを非表示/違反報告)
Yu-grena(プロフ) - かれんさん» かれん様!コメントありがとうございます!トマトのくだりに触れて下さりありがとうございます、本当嬉しいです( ;∀;)あ、その後日談いいですね!どうせなら寒い国に飛ばしましょうか!()うわぁぁぁぁ嬉しいです!これからも頑張ります! (2021年2月25日 1時) (レス) id: 5ec0d29db1 (このIDを非表示/違反報告)
Yu-grena(プロフ) - 明里さん» 明里様!嬉しいコメントありがとうございます!ハマるだなんて本当に嬉しいです!(泣)これからも頑張っていきますので、引き続き読んでくださると嬉しいです! (2021年2月25日 1時) (レス) id: 5ec0d29db1 (このIDを非表示/違反報告)
かれん - それと後日談として、あの体育教師を他の地方に移動させるか、めっちゃ寒い国に飛ばすというのはどうでしょうか(;゚∇゚)この小説大好きなので。 (2021年2月25日 1時) (レス) id: 029fc8293f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Yu-grena | 作成日時:2021年2月18日 19時