また君と一緒に_Season２

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Aside




A「いやもう本当に殺されるかと思った」


小芭内「失礼だな日野森。俺は走っていただけだ」


A「いや、恐怖でしか無かった」


蜜璃「でも無事1位だったわね！」


しのぶ「Aさんをアンカーにして良かったです」


無一郎「本当に。冨岡さんと同じだったらこの人何するかわかんない」


A「その時は蜜璃召喚だよ」


義勇「そうだな」








ワイワイと賑わう学食で

席に座り昼ごはんを食べる

炭治郎達は違う席で食べているためここには居ない

するとトントンと肩を叩かれる







A「はい？」


後輩「あっ、えっとぉ…少しお時間いいですかっ…！」


A「あぁ、分かった。少し席を外すよ」


しのぶ「了解です〜」








少しひ弱そうな後輩について行く

着いたのは体育館裏

うーん…正直いい思い出がない体育館裏







後輩「あっ…えっと…こんな所まですみません…」


A「いや、大丈夫だよ。それで何か用かな？」


後輩「ｽｩｰ…ﾊｧ…僕っ、日野森先輩が好きです！付き合ってください！」








震えながらそう伝えてくれた後輩くん

どれだけ勇気を出してくれたか分かった









A「ありがとう。勇気をだして伝えてくれたんだな」


後輩「っ…」


A「だけどごめんな…。私には誰にも渡したくないと思う大好きで大切な人が居るんだ」


後輩「知ってました…ありがとうございますっ」


A「君こそ私を好きになってくれてありがとう」








失礼しますと走り去った後輩くん

あー…申し訳ないな

そうもいながらも皆の居る学食へと戻る








蜜璃「おかえりなさい！」


しのぶ「告白ですか？」


A「あぁ…少し申し訳なかったが」


無一郎「でもその子もちゃんと吹っ切れたでしょ」


小芭内「彼処にさっきの奴がいる」








伊黒の指す方に目を向けると

先程私に告白してくれた後輩くん








友達「フラれたなぁー」

後輩「うん…」

友達「元気出せよ、竈門には適わないって」

後輩「僕…竈門さんみたいにカッコよくなる！」

友達「おーおー、応援してるぞ！」






無一郎「ね？」


A「そうだな」


しのぶ「可愛らしい子ですね」


義勇「((ﾓｸﾞﾓｸﾞ」


蜜璃「そろそろ戻りましょ！次は借り物競争よ〜！」


しのぶ「頑張ってくださいねAさん」


A「あぁ、頑張るよ」









食器を各自返却し

グラウンドへと戻った

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