また君と一緒に_Season２

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Aside



午前の授業が終わり

休み時間に廊下を歩いていると

前から歩いてくる黒髪の男の子








三輪「あ！日野森先輩！」


A「えーっと...君は？」


三輪「俺、三輪翔太って言います」


A「三輪...あぁ、ラブレターの」


三輪「ラブっ///そ、そうっすね...///」


A「えっと...何か用かな？」







放課後まで待てずに返事くれ的な感じか？

すると三輪くんは私の手を掴む







A「！！」


三輪「俺っ、こんな感じでチャラいっすけど...日野森さんへの愛は誰にも負けませんから！！放課後、返事待ってます」


A「あ、う、あぁ...」


三輪「じゃ！」







後ろで待機していた友達の所へ走っていく三輪くん

まぁ...うん、悪い子では無さそうだが

苦手なタイプだな、スマンが((








蜜璃「Aさーん！」


A「ん？」


蜜璃「中々戻って来ないので心配になって(汗)」


A「ああ、すまないな。少し人に捕まって、戻ろうか」



蜜璃「はい！」







蜜璃に手を引かれ教室へと戻ると

私の机に座って突っ伏す人

冨岡くんに頭を撫でられていて.....

冨岡くんが頭を撫でてる！？！？←

雨でも降るのか...？傘もってきてない((







A「炭治郎」


炭治郎「Aさん...」


蜜璃「朝の事でどうしても来ちゃったって...」


A「なるほどな」








優しく炭治郎の頭を撫でる

その手を捕まれる

いつも明るい赫の瞳は不安の色を纏っている








A「炭治郎、私は炭治郎だけだよ」


炭治郎「分かってる...分かってるけど...」


A「うん、？」


炭治郎「三輪くん...カッコよかっただろ...」


A「まぁうん、そうだな」


炭治郎「不安になった...」


A「ﾌｯ...大丈夫だよ。私は炭治郎が好きなんだから」


炭治郎「うん...」






座ったまま私のお腹に抱きつく炭治郎

優しく抱きしめ返すとグリグリと頭を動かす

こういう所は子供っぽくて可愛いなと思う







しのぶ「もうすぐチャイムがなりますよ」


炭治郎「はぁ...戻ります...」


蜜璃「炭治郎くん大丈夫よ！私達が護衛してるから！」


炭治郎「ありがとうございます...じゃあまた...」








フラフラと出ていく炭治郎に手を振り

私も自分の席へと座った

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