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Aside
そんなリノとの甘い時間を過ごした日から
怒涛のスケジュールをこなした
レッスン、撮影、単体仕事、テレビ出演
深夜の自主練、レコーディング
それがサイクルのようになっていて疲れてたんだと思う
ダンスレッスンの日に事件は起きた
その日は雨で、疲れが取れてなくて、自主練で寝不足で
雨の湿気で蒸し暑くて少しイライラしてたんだと思う
タンタン_キュッ_ダンッ…バッ!
LK「A今の所少し遅れてたよ。ここはもっとこう」
A「フゥ…フゥ…ごめん、ありがとうリノ。タンタン_キュッ_ダンッ…バッ!……どうかな」
FL「いい感じ!ヌナは本当に凄いや」
LK「動きも安定してきたね。一旦休憩にしよう。A、〜、〜〜の動きが弱い」
A「ロック部分だよね…頑張る」
LK「ロックに関してはヒョンジナが1番出来るから、教えて貰って」
A「わかった。ジニ、いい?」
HJ「いいよ、やろ」
SM「僕達はお先に休憩貰うね」
疲れたと倒れ込むスンモ達
そんなメンバーに飲み物買ってくると出ていくリノ
ダンスの修正をするためにジニに教えて貰いながら踊る
でも今回中々動きが定まらなくて
私にも教えるジニにもイライラが溜まる
HJ「違うってば。ここはもっとこう」
A「っ…キュッキュッ_ダンッ」
HJ「だからこう。女の人と男の人の体力差あるけど頑張って」
A「っ…ハァッ…ハァッ…こう…キュッ_ダンッ」
HJ「その前のステップとの手の動きが弱い。ヌナ、普段女の人って感じさせないのに、今日調子悪い?」
A「…そのさっきから出してくる女ってなんなの?わざと?」
HJ「別にわざとじゃないよ。普段そんな風じゃないのにそう見えるから」
CB「ヒョンジナその言い方は」
HJ「実際そうじゃん。ヌナが頑張ってるの知ってるけど、やっぱり男と女のタッパの違いは埋めれないよ」
A「ふざけんな」
FL「ヌナ…」
ジニの言葉に何かが切れる音
グイッと胸ぐらを掴めば驚きながらもキツい顔をするジニ
2人とも落ち着いてなんて言葉が聞こえるけど
そんな事できなくて
A「私がそれをどれだけ気にしてるか知ってるでしょ。なんでそんな事言われなきゃいけないの?なんにも知らないくせに!!」
BC「そこまで。2人とももうやめよう」
A「……頭冷やしてくる」
ヌナ!なんてハニの声
丁度戻ってきたリノにぶつかりながら
レッスン室を出た
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作者名:Yu-grena | 作成日時:2024年3月22日 4時