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Aside
涙でグチャグチャになった顔を見ても
鼻水ズルズルにしてても
笑わずに拭いてくれるリノ
どんなけ泣くんだよって呆れられてもおかしいのに
どこまでも優しい
LK「落ち着いた？」
A「うん…ごめんね、いつもありがとう…」
LK「謝らなくていいよ。好きな子が我慢してるの放っておくわけないでしょ」
A「リノは、私なんかで良かった？」
LK「なんかって言わないでよ。Aだからだよ」
A「モテそうなのに…。それに、私なんかよりも可愛いヨジャアイドルなんて沢山…」
LK「そりゃアイドルなんだから可愛いとか綺麗とか揃ってるけど、その中で俺はAに惹かれたんだよ。同じグループじゃなくても好きになってる」
A「本当かなぁ…」
LK「本当だよ。もぉーサセンのせいで女が苦手だった男惚れさせたんだから堂々としてなよ」
私の頬をつんつんするリノ
だってと言えばジメジメチャギヤなんて言われる
それはそれで酷いと思うんだけど((
A「でもリノを好きになって良かったな」
LK「他のメンバーはお断りって？ㅋㅋ」
A「ちっがう！リノだから、こうして続いてるのかなって。ほら、チャニオッパはリーダーだしメンバーを思う人だからさ、私と付き合うとしんどくなると思うし、ビニは今アイドルを貫いてる。ハニは真面目で３ラチャとして頑張ってるから荷物になりたくないし、ジニはすっごい一途でしょ？そんなジニの純粋な気持ちを私に使うのは勿体ないし、スンモは皆のわんちゃんだし((、ピリはどっちかと言うと守りたい弟だし、イエナは同い年位の子と恋して欲しい」
LK「スンミナとヨンボガはなんか違う感じだったよね」
A「気のせいだよ((」
LK「というか、俺も一途なんだけど？」
A「いひゃい」
リノに頬を引っ張られる
グイッと顔を近づけてくる彼に
ちゃんと知ってるよと言えば
満足そうに笑って手を離す
LK「元気出た？」
A「うん、ありがとう」
LK「Aは笑顔が似合うよ。でも無理して笑わないこと」
A「分かってるよ」
リノの手を軽く握れば握り返される
軽くリノの手を引いて傾く彼の体
それに合わせて体を前のめりにすれば触れる唇
LK「珍しい」
A「甘えてって言った…」
LK「可愛いねチャギヤ」
そう言って啄むようにキスをする
恥ずかしくなって顔を隠せば
可愛いなんて笑って抱きしめられた
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作者名：Yu-grena | 作成日時：2024年3月22日 4時
