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IN side
あの後リノヒョンがお風呂から戻ってきて
ヌナ、僕、スンミニヒョンの順番にお風呂に入って
お休みと各自部屋に戻る
電気を消して隣のベッドに寝転ぶスンミニヒョンに
声をかける
IN「スンミニヒョンまだ起きてる？」
SM「起きてるよ。どうしたの」
IN「さっきの質疑応答の時さ、ヌナ凄く幸せな顔してたよね」
SM「好きな所の質問ね。リノヒョンは凄く素敵な人を捕まえたよ」
IN「リノヒョンや僕達を大切にしてくれるヌナが、ああやって嬉しそうに、幸せそうに笑うと、嬉しくなる」
SM「珍しいねイエナがそうやって言うの。普段ヌナにもツンデレなのにㅋㅋ」
IN「どうしていいか分からないんだよ仕方ないじゃん」
あんまり女性とこんなに近くで話した事も
メンバーとして愛情表現？をされたりしたりしたことが無い
そんな僕からしたらヌナは凄く明るくて
人を気にかけて行動できる人で
真っ直ぐ過ぎてどうしていいか分からない
SM「でもヌナも最初の頃はそんな感じだったから、今のイエナの気持ち1番分かると思うよ」
IN「僕がダンス上手くいかなくて座ってた時も、真っ先に慣れない韓国語で話しかけてくれてさㅋㅋ」
SM「ㅋㅋカタコトだけど必死に体とかも使ってね」
IN「そんなヌナに支えてもらって頑張ろうって思えた」
SM「ヌナはさ、そんな事ないって言うけど僕達もヒョン達皆もヌナが居てくれて、ヌナが来てくれた事によって更に良くなったよね」
IN「ヌナも自信もって私のおかげ！って言っていいのにね」
SM「控えめというか、自己評価とか自己肯定感が意外と低いからなぁ。勿体ない部分だよね」
あれだけ踊れて歌えて
アンチもファンにして認めさせた実力者なのに
ヌナはいつも私じゃなくて皆のおかげだと笑う
僕達としてはもっと大きく偉そうにしてもいいと思うけど
ヌナは優しいから
IN「自分より他人を優先するんだよね」
SM「いつか本当に崩れちゃうんじゃないかってヒヤヒヤする」
IN「そんな時はリノヒョンだけじゃなくて、僕達もヌナの事支えてあげようねスンミニヒョン」
SM「当たり前でしょㅋㅋヌナは頼るのが下手くそだから、僕たちがやってあげないと」
IN「ㅋㅋ」
少し上からだけど暗くても分かるドヤ顔
そんなスンミニヒョンに笑ってしまう
SM「ほら寝るよー」
IN「おやすみヒョン」
SM「おやすみイエナ」
沢山話してひとしきり笑ったあと
僕達は目を閉じた
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作者名：Yu-grena | 作成日時：2024年3月6日 17時
