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Aside
キスから数分して口を離せばどちらからか分からな糸
私の少し濡れる唇を拭うリノは何処か色っぽくで目を逸らす
LK「Aから舌入れてくるなんてね。今日は珍しい事が続いてる」
A「...嫌だった？」
LK「まさかㅋㅋ何時でも大歓迎だよ」
A「そういう気分の時もあるの」
LK「可愛いねチャギヤ」
A「ん...」
スルスルとジップ付きパーカーの中にリノの手が入ってくる
背中やお腹、くびれとなぞっていく指が擽ったくて
少し逃げようとすれば腰を引き寄せられて捕まえられる
LK「逃げれると思ってんの？」
A「...この悪魔うさぎめ......ぁ...」
LK「そんな悪魔うさぎにロックオンされた可哀想な雪うさぎ」
A「リノ...っ...」
LK「んー？」
明らか私の反応を楽しんでいるだろうリノ
軽く耳にキスしたかと思えば加えたり軽く噛んだり舐めたり
このうさぎめ耳が弱いの知っててやってるな
A「耳っ...ばっかり...」
LK「Aはこうやって弄ばれるの好きでしょ」
A「意地悪っ...」
LK「それ煽るって言うんだよ」
A「んんっ...」
LK「可愛いねチャギヤ」
A「ﾊｧｯ...」
荒々しくキスされたと思えば服の中にあった手は
パーカーのジップを下ろしていて
顕になる私の首に口付ける
A「ぃっ...」
LK「Aは何処にも行っちゃいけないよ」
A「いかないよ...」
LK「居なくなったら許さない」
A「ふふ...その時は一緒に自然死してあげるよ」
LK「流石俺のチャギヤだね」
そう言って私の頬を撫でるリノの目はうさぎから
獲物を狙う肉食の目でゾクッとする
リノの頬に手を伸ばせば手を掴んで口付け手首を噛まれる
その痛みに顔を歪める私を見て悪い笑みを浮かべる
A「うさぎというより、ハイエナみたい...」
LK「Aだけだよハイエナになるのは」
A「...他の人になったら許さない」
LK「なるわけないでしょ」
A「CHILLで切なくなったうさぎを慰めて」
LK「おおせのままに」
再びリノに口付けられる
私からもと思って首に手を回せば一気に深くなるキス
これでもかと感じるリノの愛がどんどん私を染めていく
A「リノ...好き」
LK「ん、俺は愛してるよ」
一言好きなんて言葉を交わして
少し熱を持ったリノの手に全てを委ねた
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作者名：Yu-grena | 作成日時：2024年3月6日 17時
