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LK side
ふと隣にあった温もりが無いことに気づいて目を覚ます
隣で寝ていたAの姿が無く起き上がる
下に散らばった服を着てリビングに行けば
まだ起きている3人とスミナの膝で眠るA
SM「僕がおいでって言ったわけじゃないよ」
LK「だいたい予想はつく」
FL「水飲んで話してたらそのまま寝ちゃった」
IN「リノヒョンを呼びに行くか運ぶか今悩んでた所だったんだ」
LK「お前たちは本当に出来た弟だねㅋㅋ俺が運んでいくよ」
スミナの膝で眠るAを揺すってみるも起きない
おおよそ俺の体温が熱くて涼みに来たんだろう
Aを横抱きにして立ち上がれば
ああーなんてずり落ちるスミナ
SM「直角に座ってたから疲れた」
LK「ㅋㅋじゃあおやすみ。早く寝なよ」
I/F「はーい」
3人にそう言って部屋に戻る
ベッドに寝かせれば振動で目が覚めたのか
閉じていた目がうっすらと開く
A「…リノ…」
LK「ごめん起こした?」
A「ううん…私…あのまま寝ちゃったのか」
LK「目覚めたら隣にいないからどっか行ったのかと思った」
A「ごめんごめん、寂しかった?」
LK「…別に」
A「素直になりなよ」
隣に寝転んで抱き締めればごめんねと
Aの手が背中に回る
少し力を入れれば痛い痛いなんて聞こえる
LK「1人にしないでよ」
A「うさぎは寂しいと死んじゃうんだっけ」
LK「そう。寂しいと死ぬんだよ」
A「私はリノを一人にしたりしないよ。リノこそ私を一人にしないでね」
LK「俺がどれだけ執着深いか知ってるでしょ」
A「ㅋㅋそうだね」
俺の頬を撫でながら笑うA
どこかおちゃらける姿にムッとしてキスをすれば
少し頬を染める
A「リノ」
LK「なに?」
A「愛してるって言って」
LK「愛してるよ」
A「私だけだよね」
LK「当たり前でしょ」
A「面倒臭い女でも?」
LK「俺のタイプは嫉妬しても強がりを貫き通そうとして拗ねるような子」
A「褒められてる気しない」
LK「最大限褒めてるよㅋㅋ」
A「リノも大概強がりでしょ」
LK「愛し合ってると似てくるんだよ」
A「それ口キャッチの時も言ってたㅋㅋ」
LK「ハニに3回も拒否られたけどね」
俺がそう言えばよしよしなんて笑うA
ハニの代わりにAが受けてねなんて言えば
心底嫌そうな顔をされた((
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作者名:Yu-grena | 作成日時:2024年3月6日 17時